夕暮れが灯す頃【北海道】

昨日もライダーハウスクリオネに宿泊した。
随分遅くまで寝ていて、起きたのは昼頃だった。
起きた後は、しばらくハンモックに揺られて過ごす生活を送る。
ハンモック生活だ。

漫画を読んだりもした。
昼間からチューハイと、コーヒーと、コアラのマーチと漫画だ。
それらをハンモックの上でたのしむ。

 

今日は、ライアンというアメリカから来たチャリダーのバースデイらしい。
スタッフの人かは分からないが、
その人がスタッフの人や長く滞在している人に、
バースデイ動画用のムービーを撮ってまわっていた。
私はまだ日が浅いからか、ムービーをお願いされることはなかったが、
そういうのは苦手なので助かった(-.-;)y-~~~
あまり親しくない人へ寄せ書きをするような、
そんな面倒臭さを感じてしまう自分がいたのだ。

 

夜にはバースデイパーティーが開かれているようだった。
私がそこに混ざるのは、呼ばれていない誕生日会に行くような気持ちがしたので
ずっとハンモックに揺られていた。
ハンモックは、普通に寝ると体がくの字になってしまう。
そこで、ハンモックに対して体を斜めにしてやると
体が水平に近くなり、寝やすいそうだ。
これはネットで調べた知識だ。
そうしていると、気持ちいいのもあり、
ハッピーバースデイ!
と賑やかな声を少し向こうに感じながらも、一人うとうとした時間を過ごした。
私の近くには、外国の女の人と、
男のライダーが座っていた。
男のライダーもご飯を食べるところがなかったのか、
ベンチで食事を始めた。
外国人の女は煙草を吸いながら誰かに電話をし始めた。

 

私は一人ハンモックに揺られていると、
花さんが話しかけてくれた。
花さんはきっと優しい人だ。
煙草を吸えるのは、ここだけじゃないからね。
暇そうにしていた私を見つけてくれたのだろう。

 

 

「パーティ、始まってるみたいですよ」

 

 

と言ってくれたが、いまいち行く気にならない。
今日はお酒を飲んでなくて素面だ。
テンションはいつも通り。
それに、ハッピーバースデイは朝に直接言ったからな。
もうすっかり日が暮れたというのに、
食べるものも飲むものも持っていない。
けど今から自転車漕いで買いに行くのも寒いし、面倒だ。
そのままずっとハンモックに揺られていた。
近くにいたライダーの男も誰かに電話をし始めた。
人はさみしくなると電話をし始めるのだろうか。
時々、そんな光景を見かける。
私はこんな仮説を立ててみた。

 

「人は不安が大きくなるほど誰かに電話をしたいという欲求が高まる」

 

 

または、メールやラインをする!
とかかな( ・∇・)
ひとりこんな事を考えながら、
ハンモックに揺られる。
寒くなってきたから寝袋にくるまる。
すると暖かで眠くなる。
しばらくうとうとしていると、21時になった。
バースデイパーティも盛り上がりの峠を越えただろうか。
私は近くのベンチへ移動してパソコンを立ち上げる。
今日は晩御飯を食べないことにした。
コンビニで何か買って来ても、
みんなは鍋とかフライパンで作った料理を皿に分けて食べていると言うのに、
自分はレジ袋をカサカサ言わせながらコンビニ弁当を取り出して食べるというのは、
なんだかみじめーな感じするじゃないか。
遠足に行ってクラスで一人だけ、コンビニ弁当だった小学生みたいな気分か?笑
だからもう今日は食べずに!
パソコンをする。
パソコンをするのは理由があった。
友達が、ブログにコメントしようとしたけどできなかった!
コメントしようとすると403エラーというのが出たと教えてくれたのだ。
それの原因を究明するべく、パソコンで調べて見た。
が、これといった対策法は見つからず、
改善はできなかった( ´Д`)
また、コメント試してみてね!

・・・
・・
パソコンとの格闘は続く・・・
すると___

 

 

「あ、そうくんだ」

 

 

ライダーハウスのスタッフの人が話しかけてくれた。
微妙に隅っこにいたが、黄色い服を着ていてよかった!
黄色い服は目立つのだ!
虫も寄ってくるのが困りものだが(°▽°)
スタッフの人は、私がよほど不憫そうに見えたのか・・・
というのは分からないが、
おにぎりをくれた。
大きいオニギリ。
3つもくれた。
ぴ( ;  ; )

 

「具が入ってなくて塩だけだから、他に何か買って食べてね」

 

 

と言われた。
すぐに一つ食べた。
おいしい!
ほとんど塩が効いてないけど、おいしい!
それは余計か笑

 

 

 

”人に優しくされた時 自分の小ささを知りました”

 

 

 

モンゴル800のあなたにという歌詞でこんなものがある。
私はその歌詞の通りの気持ちになった。
ひとり寂しくしている時に話しかけてもらえると、
こんなにあたたかな気持ちになるんだなぁ。
私はそんな事を思った。
私も、そういう人を見かけたらあたたかな気持ちにしてあげよう。
まぁー、一人でいたい時と、
そういう訳じゃないのに一人っていうのを見分けるのは難しいかもしれないけど!
もし自分の心にひっかかりを感じたなら、その時はGOだな( ・∇・)
このおにぎりのお礼は、そうやって返すつもりだ。
おにぎりを晩御飯にして、寝ることにした。

 

 

 

が、
今日もいびきがすごい。
轟きの使いが3人くらいいる。
さすがに眠れない。
いびきの三拍子だ。しかも時々ハモる。
耐えかねて部屋を出て、
しばらく外にある漫画部屋で漫画を読んで過ごした。
相当眠くならないと眠れないと思ったためだ。
結局3時まで漫画を読んで、それから寝た。
私もいびきをかくけど、あそこまでじゃない。
奥さんがいたら部屋を分けるどころじゃなくて、
一階と二階、みたいに階で分けられそうだな(`・∀・´)

 

翌日の朝。
朝出発するときに、スタッフの人が行動食として
ナッツとかドライフルーツの入ったジップロックの袋をくれた。
嬉しそうにしているとチョコもくれた。
ありがとうございます。
こうして三泊したライダーハウスを後にする。
とてもいい場所だった。
それに、一泊500円だぜ!?
感謝、感謝。
また訪れたい。

 

その後は網走まで走っていく。
網走のマックに寄って、ブログを少し仕上げる。
ある程度書いておくと夜楽なのだ。
今日は、キムアネップキャンプ場というところで泊まろうと思う。
キャンプ場まではまだあと40kmほどかな。
ハンバーガーとポテト、それにアイスコーヒーを飲んで腹ごしらえ。
このパワーで走り抜けていく。
本当は、立ち寄りたいレストランがあったのだけど今日はお休みみたいだったので
ハンバーガーにした(^^)

 

しばらく走っていると、サイクリングロードが現れたので
サイクリングロードを走ることにした。
ここは恐らく、昔鉄道があったのだろう。
鉄道があったところをサイクリングロードにしたんじゃないかな?
サイクリングロードは緑の中を抜けていく。
しかし、ところどころ蜘蛛の巣が張っていて身体中に張り付いて気持ち悪い。
そこで、ホクレンフラッグを手に持って蜘蛛の巣を切り裂きながら走ることにした。
ちなみにホクレンフラッグとは、
北海道にあるホクレンというガソリンスタンドで給油するともらえる小さな旗のことだ。
これは北海道の道南、道北、道央、道東かな?
その4箇所によって旗の色が違うのだ。
この4つのフラッグを持つライダーは、北海道を一周した証になるのだ!
・・・そのフラッグが、一本道端に落ちていたのでこの前拾って自分のものにしたんだ( ・∇・)
そのフラッグで、蜘蛛の巣を切り裂きながら走る!

 

しばらく走ると汽車がオブジェとして置かれていた。
後ろには客室もあって、そこで休憩できるようになっていたので
小一時間眠ることにした。
この先にある町では、こういった汽車の客室を宿泊施設として改造しているところがあるらしい。
機会があればそちらにも宿泊してみたいものだ。

 

湖に夏の雲が反射している。
一旦通り過ぎたが、Uターンして撮影する。
自転車はこうして気軽に写真撮影できるのもいいところ。
バイクだとスピードが速いからね。
まぁ、徒歩には敵わないけどね♪( ´▽`)

 

 

だんだん日が暮れてきた。
この頃のタイムリミットは19:30だ。
何故なら、その時間を過ぎてしまうと辺りが暗くなってしまうためだ。
それまでには寝床に着きたいところ。
キムアネップキャンプ場まではもう少し。
気合いを入れて漕いでいく。

 

落陽。
今日も綺麗な夕日だ。
先を急がねばならないのに、つい写真を撮ってしまう。

 

キャンプ場に着いた。
キャンプ場にはたくさんの車が停まっているにもかかわらず、キャンプをしているのは4組にとどまる。
どうやら、キャンピングカーの人は駐車場に車だけ停めて、
車の中で眠るらしい。
俺はチャリで来てテントをえっちらおっちらたてているのに、
何だか白けるな(-.-;)y-~~~
これはキャンピングカーに対する、楽でええなぁーというジェラシーなんだろうね。
まっ!
僕はおじさん達と比べれば若いから、
そこは逆にええなぁと思われるだろうね。
おあいこかな。

 

キャンプ場に着いたら、
テントを設営して蚊取り線香を焚く。
ここは蚊が多いのだ。
そして管理棟にあるコインシャワーを利用して一日の汗を流す・・・!
シャワーで汗を流した後は、テントに戻る。
テントに入る前、ふと足を止めて夕暮れの湖に目をやる。
そして美しさに目を奪われる・・・!
あぁ、今日は良い一日だ。
やっぱり、夕暮れ前に寝床に着くのがいいね。
明日も、走るぞ!

 

 

 

とても綺麗な夕暮れでした

 

◆Next







 



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