フェアレディZ33 ラジエターファンモーター交換方法について【動画あり】

故障しやすいZ33のファンモーター。私のZも故障していたので交換しました。

Z33のラジエターファンモーターは前期・中期・後期に関わらず故障事例が多く報告されています。

過去にはリコール対象(日産:リコール関連情報)

となっていたこともあるこのファンモーターですが、私のZも2つある内の1つが故障していたので

今回交換しました。

交換の様子を動画にしましたので、交換手順について知りたい方は動画をご覧ください。

 

このブログでは、動画の補足説明として以下の点について書いています。

もくじ

・ファンモーター交換の手順と注意点

・ファンモーターの故障に気づいたきっかけと、モーターが1つ壊れている時の症状

・Z33のラジエターファン点検方法、動作条件について

・社外ラジエターファンモーターについて

・まとめ

ファンモーター交換の手順と注意点

ファンモーター交換の様子は動画にしていますが、

文章で簡単に見ていきたい方に向けて書いていきます。

交換手順についてはいくつか方法がありますが、私は以下のように作業しました。

冷却水をある程度抜く必要があるので、冷却水と同時交換でもいいかもしれませんね。

ちなみにZ33中期型、VQ35DEエンジンの場合です。

 

ファンシュラウド取り外し方法

・エアクリBOXを取り外す

 

・エアクリボックス下の配管を固定している10mmのボルトを取り外し、配管が動くようにする(シュラウド取り外しの際邪魔になるため)

 

・冷却水を注水口から1,2Lほど抜く(先に細いチューブを付けたオイル差しで吸い取りました)

 

・ラジエターアッパーホースを取り外す(冷却水を抜いておけばそれほど漏れません)

 

・注水口からリザーブタンクへ向かうホースを取り外す(上側のみでOK)

 

・下側から、ファンモーターのカプラー2つを取り外す(結構かたい)、配線を固定しているタイラップを取り外す

 

・ファンシュラウド上部のボルトを2つ取り外す

 

・ラジエターのフィンを潰さないように注意しながら、シュラウドを上に引き抜く(少しやりにくいです)

ファンモーター交換方法

・羽を固定している8mmのナットを取り外し、羽を取り外す

・モーターを固定している8mmのボルトを3つ取り外し、モーターを外す

・逆の手順で交換する(羽を固定するナットにはねじロック剤を塗る)

 

ファンモーターの故障に気づいたきっかけと、モーターが1つ壊れている時の症状

まず、私のZのラジエターファンモーターが故障していることに気づいたきっかけですが、

日常整備として冷却水の交換を行い、作業後のエア抜き・ファン動作確認をしていたのですが、

ファンが回り始めても2つあるうちの1つしか回っていませんでした。

 

つまりそれまで正常だと思いこんで運転していたわけですが、

実は一つ壊れた状態で乗っていたのです。

しかしよくよく思い返してみると、以下のような症状があったと思います。

 

・エアコンの効きが若干悪い

・車内に熱がこもりがち(足下付近など、ボディが熱を帯びている)

・ファンが回るような状況になると、エンジンが熱ダレ気味

 

これらは、ファンが片方しか回らないために起こる症状です。

本来は2つ回らなければいけないファンが1つしか回っていないので、オーバーヒート気味となり

上記の症状が起きます。

 

2つともファンが壊れると、例えば渋滞にハマった時などは確実にエンジンがオーバーヒートしてしまいます。

冷却水が噴き出し、その時に部品が壊れてしまうこともあります。

エンジンに関しては、オーバーヒートでシリンダーヘッドに歪みが生じるなど大きなダメージが残ることもあります。

 

ファンが全く回らない場合、オーバーヒートの危険性が高まります

JAFの実験:オーバーヒート再現テスト

JAFによるオーバーヒート再現テストによると、ラジエターファンが回らない状態で水温90℃程度から5分間アイドリングを続けると水温が120℃に達し

オーバーヒート状態になったようです。

ラジエターファンが全く回らない状態では、わずか5分でもオーバーヒートの危険性があるということですね。

 

これらのことから、Z33では日常点検としてオイル管理、タイヤの空気圧管理と同じように

ラジエターファンの点検も非常に重要だと思いました。

Z33のラジエターファン点検方法、動作条件について

Zのラジエターファンの動作状況は、どうやって点検すれば良いのか?

どういう状態が正常でどういう状態は異常なのか?ということですが、

Z33のラジエターファン動作条件は以下のようです。

少し分かりにくいですが、

車速0km/h、エアコンON、水温94以下の状態を見てみましょう。

これはつまり、エンジン始動時(アイドリング状態)で水温が低い時にエアコンを入れた場合になります。

この時にラジエターファンが2つともLow回転していればOKということになります。

この時ラジエターファンが1つしか回っていないとか、2つとも回っていないという場合は異常になります。

*この表で言うLow,Hiとは、扇風機でいうところの弱回転と強回転のようなものです。

 

私のZのように、ラジエターファンが一つ壊れていた状態では、

水温が上がりがちになるためファンモーターがHi回転で稼働する事が多くなり、モーターへの負荷が大きくなります。

そのまましばらく乗っていると残りの1つも壊れてしまい、オーバーヒートするということになりかねません。

ということで、日常の点検が大事ですね。

エアコンONで2つともファンが回ればOKです。

ファンと同時に冷却水リザーブタンクも点検でオーバーヒート防止

ついでに冷却水のリザーブタンクに冷却水が適正量入っているかどうかも点検するのをおすすめします。

通常冷却水が減ることはあまりありません。

もしリザーブタンク内の冷却水が大幅に減っている場合は、どこかから冷却水が漏れている可能性があるので、

修理が必要になります。

 

ラジエターファンと冷却水のリザーブタンク容量を点検しておけば、オーバーヒートを防止することができます。

社外ラジエターファンモーターについて

純正モーターは1つ2万円〜程度といい値段するので、

今回は社外品に交換しました。

右が純正品で、左が今回購入した社外品です。

 

メイドイン台湾のものですが、ファンを取り付けるとファンとモーターが干渉してファンが回らなくなります。

そのためファンを少し削るなどの加工が必要となりましたが、

取り付け後はちゃんとファンが作動しました。

 

社外ファンモーターにはいくつか種類があるようですが、

当たり外れはあるかもしれません。

しかし、純正ファンモーターを使うよりも修理費用が安価に抑えられるのはいいですね。

まめに点検をしながら、様子を見ていこうと思います。

まとめ

ラジエターファン交換記をお送りしました。

Zのラジエターファンモーターは壊れやすいということは知っていましたが、

自分のZは大丈夫だと思っていました・・・。

たった一つのファンモーターがすごい頑張ってくれていたおかげで、大きなトラブルにはなりませんでしたが、

これからは時々点検するようにしていきます。

皆さんも時々、ファンが動いているか?点検してみてください。

オーバーヒート症状になって困る人が少なくなれば幸いです。














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