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パンクしてしまったZのラジエターをアルミラジエターに交換する!
作業日 2024年4月
走行距離 159,000km
オーバーヒートにより修理を余儀なくされたZ。
今回は冷却系統の分解編、そしてサーモスタットやウォーターポンプの交換編を経て最後となるラジエター取り付け編!
BLITZのアルミレーシングラジエターTypeZSを装着していく。
今回使用したもの
BLITZ(ブリッツ) RACING RADIATOR TypeZS(レーシングラジエター タイプZS) 42mmオールアルミタイプ フェア...
注⚠️
BLITZのラジエターは様々なお店で販売されていますが購入店舗によっては個人宅への配送不可だったり、
品物がなくキャンセルになったりしました。
私は今回ヤフオクの
で、即納OKと書かれて出品されていたものを購入しました。
購入の際は納期がかかりすぎないかなど、注意してください。
アルミラジエターを見てみる
新品で45,000円ほどで購入しました。
ラジエターキャップと取扱説明書が付属します。また、アルミのドレンボルトも装着されています。
ラジエター本体に社外水温計用の取り出し口も付いています👍
中は2層式になっていて、水の入る量も増えています。
厚みは純正が15mmに対してブリッツのアルミラジエターは42mmとなっており、倍以上の厚みになっています。
これだけ厚みが違うと冷え方が大きく変わってきそうですね。
冷却ホース取り付け位置やファンシュラウドの取り付け部などは純正と同じで、ポン付けが可能です。
上と下に付いているラバーマウントをアルミラジエターに移植すれば(または新しいものを取り付けて)交換できます。
重量に関しては純正より重くなっていますが、冷却性能とのトレードオフですね。
新品のラジエターホースを使って組んでいきます。
今回はこちらの製品を使いました。
意外と純正の方が柔軟性があって良いなと感じました😅
見た目は赤くて気に入ってますけどね😄
ラジエターを取り付ける際にアッパーホース付近と冷却水注入口付近がラジエターファンシュラウドと干渉して取り付けが難しかったため、
ラジエターファンシュラウドの干渉する部分を熱した金ノコギリでカットして取り付けました。
干渉するところをカットすると、そこまで苦労なく取り付けできました👍
ラジエターのエア抜き作業
今回はこちらの冷却水を使いました。
アマゾンで購入しましたが、出品者によって値段が倍くらい違っていたので買う時は注意してください。
Z33は8.7Lの冷却水が入っていますが、今回は5本(10L)購入して4本ちょっと(8.5Lくらい)使いました。
アルミラジエターに変更して容量が増えるため、通常よりも多めに冷却水が必要になります。
エア抜きの手順についてですが、
ヒーターホースについているエア抜きプラグを外して、そこから冷却水が出るまでラジエターの注入口から冷却水を入れます。
冷却水を入れる速度は1分間で2Lくらいの感じで、ゆっくりとエアが入らないように注入していきます。
この時、冷却水がリザーブタンクにいかないように何か処置をしておきます。
私は適当なホースを折り曲げて栓代わりにしています。
ちなみに、ヒーターホース&ラジエタードレンボルトのOリングはこちらのものを使っています。
少し伸ばして装着する感じがありますが、5~6年ほど使って特にトラブルは出ていません。参考までに😄
初めはエンジンをかけずにアッパーホースを手で揉んでエアを抜いていきます。
何度か揉んでいると意外とエアが抜けてきます。
ある程度エアが抜けたらエンジンをかけてヒーターを最高温度でかけます。
この時、風量はMAXでなくてある程度あれば良いです。
オーバーヒートさせないように水温計をチラチラ見ながら👀、冷却水を切らさないように注意しながらエンジンの回転を3000回転くらいまで上げていきます。
Zのウォーターポンプはエンジン回転数と連動して速くなるため、ある程度エンジンを回して冷却水を循環させるイメージです。
ずっとアイドリングのままだとウォーターポンプの冷却水を流動させる力が弱いため、エア抜きが中々進みません。
しばらくしてヒーターから温風が出てきたらGOODです👍
エンジンがだいぶ温まってきたら、エンジン下部のラジエターロアホースを手で触り、暖かくなっているか確かめます。
⚠️エンジン補器ベルトの近くなので手や服がベルトに巻き込まれないように注意⚠️
サーモスタットは76度くらいから開き始めるため、それくらいの水温になるとサーモスタットが開いてロアホースが暖かくなってきます。
暖かくなってきたらOKですが、ロアホースがまだ冷たいのにラジエターのファンが回るような状態だとエア抜きがまだまだ不十分です。
アッパーホースを揉んだり、エンジンの回転を上げたりしてエアを抜いていきます。
サーモスタットが開きロアホースが暖かくなってきたらまた一段とエアが出てくるようになるので、
アッパーホースを揉んだり、エンジンの回転を上げたり下げたりしてエアを抜きます。
ここまでくると、室内側のヒーターからの熱風もかなり熱くなっているはず。
さらにエア抜き作業をしているとラジエターファンも回ってくると思います。
ヒーターから熱風が来て、ロアホースが暖かくなっていて、ファンも回っていればエア抜きは順調です。
しばらくエア抜き作業を繰り返して出てくるエアがほとんどなくなってきたらエンジンを止めてリザーブタンク用の配管をラジエターに繋げます。
その後エア抜き用のペットボトル又は専用工具を外してラジエターキャップを付け、リザーブタンクMAXラインまで冷却水を入れます。
エンジンが大体50℃以下まで冷えたらラジエターキャップを開けて冷却水が減っていたら口元まで冷却水を補充します。
リザーブタンクはエンジンが温まっていると増え、冷えると少なくなるので完全に冷えた時に量を確認し、MAXラインまで補充しておきます。
後は完全暖気→完全に冷やしてリザーブタンクの冷却水をチェックしたり、暖気中に水温の異常がないかチェックして完成😄
しばらくは細かいエアが抜けてリザーブタンク内の冷却水が減ることもあるので、エンジンが完全に冷えてる時にリザーブタンク容量を確認し、減っていたらMAXラインまで入れておきます。
こんな感じでエア抜きを行いました。
アルミラジエター取り付け完了!オーバーヒートからの復活
ラジエター交換後、走りに出かけました。
水温もばっちり👍安定しているようです。
純正の水温計なので正確な水温の変動は分からないですが、峠を元気に走ってもZの調子はいい感じです。
今後は正確な社外水温計も付けてみたいですね。
冷却水のエア抜き作業後は、早朝か夜の交通量が少ない時間帯で近場を走るのがおすすめです。
私は初めてZの冷却水を交換した時にエア抜きが不完全で、試走にでかけたらぐんぐん水温が上がってオーバーヒートさせたことがあります😭
エア抜きが不完全かつ交通量が多い時に遠くに出かけると、帰ってこられなくなります・・・😭
(ちなみにその時は近場だったので帰ってこれました)
これでラジエター・ラジエターホース・ウォーターポンプ・サーモスタット・冷却水を交換し、冷却系統のリフレッシュができました。
今年の夏もきっと調子良く走っていけるはず!?
Z、今後もよろしく!
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