軽いアルミジャッキに置き換えて軽量化
僕は以前四国の酷道をドライブしている時に、タイヤのサイドウォールに穴が開くパンクを経験しました。
その時僕は軽量化のためにスペアタイヤを下ろしていて、一応パンク修理剤は積んでいたのですが
パンクした箇所がサイドウォールだったためパンク修理剤が使えず、結局近くの出張修理業者の方にお願いしタイヤ交換をすることになりました。
その結果2日ほど足止めを食らったためそれ以降は教訓を生かし、スペアタイヤや車載のジャッキなどを車に積むようにしました。
しかし、スペアタイヤや車載ジャッキはそこそこ重量があります。
そこでスペアタイヤや車載ジャッキ等の必要なものをより軽量なものに置き換えることで軽量化をすることにしました。
前回は車載の鉄製の輪止めを軽量なもの交換することで軽量化しましたが、
今回は車載のパンタジャッキを軽量なアルミジャッキに交換することで軽量化を図ります。
色々ある車載アルミジャッキ
車載ジャッキを軽量化したい人は結構いるみたいで、
Z32用のアルミジャッキやFD用のアルミジャッキを流用している方もいます。
純正のアルミジャッキでタマ数も少なく人気なパーツなので、購入金額は8,000~から10,000円を超えるものもあり、
ちょっと手が出ないなぁ・・・と思っていました。
また、Z33の車載ジャッキは1,780gでしたが、
Z32のアルミジャッキは1,600gほど、FD用のアルミジャッキも1,568gという情報があり、
Z32やFD用の車載アルミジャッキに置き換えても大きな軽量化にはならないようです。
ということで更に軽量なアルミジャッキ(ついでに高くないやつ)がないか探していた所、アウディやフォルクスワーゲンの一部の車種に使われているアルミジャッキが軽いという情報を知り、購入してみることにしました。
今回はアウディA4 Avant用のアルミジャッキを購入(3,800円)
今回はアウディA4 Avant用のアルミジャッキを購入しました。
8E0011031M
という番号の記載があります。
Z33純正ジャッキのMAXは950kgですが、A4アルミジャッキは1100kgと余裕があります。
ただし同じような見た目のアルミジャッキでもMAX負荷が違うものもあったので、購入する際はよく確認した方が良さそうです。
また、同じ形状でも黒い色をしたものはスチール製という情報もあったので、アルミジャッキが欲しい場合は銀色のものを選んだ方がいいかも?
アウディ用のアルミジャッキはそこまで高騰しておらず、今回は送料込み3,800円で購入できました。
アウディA4用の車載ジャッキは1,363gで、
純正の1,780gから417gの軽量化になりました。
見た目もカッコイイ
サイズ感や質感はこんな感じ。
A4アルミジャッキの方が少し横の厚みがあります。
アルミの質感もとても良く、手で回しやすいようにハンドルも付いています。
独特な方持ち形状のジャッキを実際に使ってみました。
肝心な使い勝手は、ぼちぼちといった所です。
ジャッキをかけるところが完全にはハマらないため、抜群のフィット感とは言えないところ。
ジャッキポイント部のフィット感意外はとてもいい感じです。
ハンドルが付いているのでクルクル回せばあっという間にホイールを浮かすことができました。
さすがにホイールが浮く手前〜浮いた後はハンドルが重くなりますが、そこまではとても軽い力で車が上がっていきます。
緊急用の車載ジャッキではなく、普段から使いたいと思うくらいでした。
注意点としては、純正パンタジャッキの時も同じですがこのジャッキをかけただけの状態で車の下に潜らないことです。
安定性が高くないので、あくまでも緊急時のタイヤ交換などの利用目的で使用します。
少し加工してジャッキを収納
これは元々車載ジャッキが収まっていた部分ですが、赤丸のところが干渉するので加工しました。
加工にはホットナイフを使いました。
硬い樹脂は切れないですが、柔らかいものや薄いものだと切れます。
ジャッキを押し込んだ時にフィットするように、きつめのクリアランスを残してカットしました。
結果、カタカタ動くこともなくいい感じに収納できました。
車載ジャッキをアルミジャッキに置き換え完了!
こんな感じで収まりました。
前回の輪止め置き換えで−273g、今回のアルミジャッキ置き換えで−417g
合計690gの軽量化になりました。
ちりも積もれば山となる精神で軽量化を進めていきます。
残るは軽量なスペアタイヤかな・・・!
ブログや動画、いつも拝見させていただいております。
スペアタイヤ積むのは良いことですが、タカアキさんのZ33は確か、機械式LSDを入れたとおっしゃっていた気がします。
リアタイヤのパンクの場合、スペアタイヤも同じ径じゃないと機械式LSD車には使えないので、お気をつけくださいませ。
私の場合は上記の理由からどうせ使えないので、スペアタイヤは積んでいません。