二週間を振り返りながら【一時帰宅 岡山】

生きてるってなんだろ生きてるってなあに
笑う犬の冒険です!知っていますか?
私は毎日自分に問いかけます!
でも答えは道の先です!

 

今日は、ちょうど2週間前に初めて宿泊した場所からのスタートだ。
奇しくも、出発日と一時帰宅する最終日に宿泊場所が同じになった。
今日はこの2週間で自分がどう変わったのか、振り返りながらのランにしよう。
しかし、テントの出入り口のファスナーを開けてみれば、
外は雨模様。
時刻はまだ6:00だったので、私はもう一度浅い眠りについた。

 

1時間ほど経っただろうか。
時計がわりにしているスマホを見ると、時刻は8:08を示していた。
予定よりよく寝ていたようだ。
昨日は130kmも走ったもんなー
疲れが溜まっていたのかもしれない。
寝床にしていたテントの上には、ビニールだか、帆布だかでできている屋根が覆っていたはずだが、
テントはところどころ雨に濡れている。
テントの出入り口の前も、ビシャビシャだ。
上を見上げると、その屋根はボロボロで、大小様々な穴が空いていた。
昨日は暗くて見えなかったけど、この屋根じゃあ雨は防げないな。
これもまた、勉強になったということにしておこう。

 

 

私は手際よく撤収作業にとりかかる。
もう、やることとやる順番は体が覚えている。
さっさと体を動かすだけで、考える必要はない。
二週間もすれば、慣れてしまうものだ。
そこから、雨天走行に備えて雨合羽を着込む。
フロントバッグは防水仕様ではないので、
フロントバッグ用にレインカバーを被せる。
この辺りは、完全防水をうたっているオルトリーブ製の物の方が良さそうだ。
一通り準備ができたら、降りしきる雨を眺めながら準備体操をする。
毎日準備体操やストレッチを行なっているのに、体はいっこうにやわらかくならない。
まぁでも気持ちの問題だ。
準備ができたら出発だ!
ぬかるんだ泥道を走り、アスファルトの上を進んでいく。
ものの5分もすればびしょびしょになるような雨で、
視界も悪いため自転車後方に付けているセーフティライトを点灯させた。

 

 

雨が降ると、路面のμが低くなる。
晴れているドライ時よりも摩擦が減り、その分滑りやすくなるのだ。
特に元々滑りやすい白線の上、マンホール、側溝の金網などを通過する際は、
薄氷の上を走るような繊細さが求められる。
その滑りやすい路面の上では、操舵をしないほうがいい。
また、車道と歩道の間にある段差を通過する際も、
いつもよりも直角的に進入するように心がけないと危ない。
また、自分のタイヤのグリップ力がどの程度か、十分に知っておく必要もある。
幸か不幸か、私はバイクで何度か転倒した経験がある。
60~70km/hで転倒してバイクが火花を散らして滑っていく感じ、
アスファルトに体が削られていく感じ、
未だ忘れてはいない。
そのため、転倒は怖いぞと、そしてこういう走行は転倒に繋がるぞ、
と今も思いながら走っている。

 

雨は降り止まない。
今日はずっと雨だろうか。

 

うんこのため私はスーパーに立ち寄る。
その際にいちいち雨具を脱いで、雨雫を飛ばして、
というのが面倒だった。
さらに、若干肌寒い。
雨具を着ていると普段より蒸れるため、
雨具の下はじっとりとしている。
用を済ませたらスーパーでコーヒーをたのしむ。
コーヒーを飲みながら色々考える。
とりあえず今日で四国一周を終えて、岡山に一時帰宅する。
そして装備を整えて、今度は大阪の方にでも行こうかと思う。
不要なものは装備から外し、必要なものを付け加え、
旅がさらにいいものになるように、装備を整えていこう。

 

雨の鞆の浦。
鞆の浦では、保命酒というお酒が有名だ。
近くには渡り船で行ける仙酔島がある。
綺麗なところで、趣もある良い街並みだ。
この辺りはよく訪れていたので、懐かしい気分になりながら自転車で走った。
うーん、まさか自転車で来ることになろうとは……。
先のことなど予測できないものだ。

 

 

その後、福山で温泉に入った。
温泉に入ると、汗をかいたりして汚れた体も綺麗になるね。
足を伸ばして湯船に浸かれば、極楽の一言だ。
さっぱりして風呂から上がると、
ここの温泉には休憩室がないようで、
休憩室でブログを書こうとしていた私の考えがはずれてしまった。
隣接しているカラオケにでも入って、カラオケでブログを書こうともしたが、
きっと私はブログを書かずに歌うばっかりで、
結局うまくいかないだろうから、帰ってから改めてブログを書くことにした。
その後、福山で後輩に会った。
後輩は元気な女の子というイメージだったが、
やはり仕事などで色々悩みもあるようだ。
そして、友達は結婚している人もでてきて、
結婚式に行ったりと、忙しいみたいだ。
24,5にもなると、当然か。
けれどもまぁ、人生順風満帆にいっているやつを見たことがないな!
皆大なり小なり悩みがあったりしつつも、生きているのか。

 

 

シェリーいつになれば俺は辿り着けるだろう……

 

 

後輩と話した後は、連れのべいさんのところにも寄った。
べいさんは、良く日に焼けた私を見て、
少し驚いた様子だった。
白いサンダルは、もっとずべずべになると思っていたらしいが、
べいさんが思うよりは、白をキープしていて、褒めてくれた。
べいさんありがとう!
私はべいさんに少しむきむきになった脚の自慢をし、
走っていく。

 

辺りはすっかり暗くなった。
国道2号を走っていく。
交通量は多い。
しかし、交通量が多いとなんだか安心もしてしまう自分に気づいた。
街灯も無い暗闇を走っていくとき、
そして車が一台も通らないような時は、心の奥から寂しさを覚える。
私はわりと一人でいるのが好きな方だが、
やはりそれでも人がいた方が安心するらしい。
割と普通な感性を持っているということを再認識して、
車通りの多い道を走って行った。
一人が好きだけど、本当に独りというのは嫌みたいだ。
今日はそれをハッキリと認識することができた。

 

 

今日は、初日に通った同じ道を帰る。
国道2号を自転車で走るとなると、
迂回路を走ったり、橋の下の自転車・歩行者道をくぐり抜けたりと、
単純にはいかないことが多いが、
二週間前に通った道を良く覚えていたお陰で、
スムーズに走行することができた。
一度自分が通ってきた道だから、これも学習の一つか。
初めてやることは、いつもうまくできない。
でも二回目には少しうまくなる。
当たり前のことだ。

 

そう考えると、やはり旅は面白い。
特に、初めて走る道、初めて食べるもの、
なんでもいい。初めてのことが楽しい。
それがまた新たな自分の経験となるからだ。
この二週間だけでも、色んな経験ができた。
旅に出る前は、四国一周から帰ってきた時に、
自分がどんな心境でいるだろうかと心配もしていた。
自転車は大変だから、車やバイクでいこうとか、
そもそも旅をやめようとか、
そう思ったりする自分がもしかしたらいるのではないかと、、、考えていた。
でもそれは違う。
やはり私は自転車で、また旅に出たい。
自分の力で漕いでいくのが、今の自分には合っているようだ。
車旅、バイク旅、否定しない。
私はどちらも好きだから。
でも今の自分には、自転車旅が、合っている。
辛いけど楽しいと思える。

 

家の近くの路地に着くと、帰ってきたなぁと思う。
四国一周しただけでこれだから、日本一周するとどんな気持ちになるだろうか。
達成感と、そして旅の終わりという喪失感もあるのかもしれないな。
でもそうすれば、また新たなスタートの始まりになるだけだろう。

 

幸い私はまだまだ道半ば。
これからもっと長い道のりが待っている。
さぁ、準備を整えて、
もう一度旅立とう。

 

 

◆Next







 



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