走行14,000kmのドライブベルトを交換
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このディオ君は昔母が乗っていたマシーン。
しかし母は免許を返納し乗らなくなったので今は僕が(たまに)乗っている。
そんなディオ君の走行距離は14,000kmを超えたところ。
少しづつ最高速が落ちてきているのでドライブベルトを交換することにした。
今回使用したベルトキットはこちら。
ホンダ SMART DIO (4ST) スマートディオ ドラムブレーキ仕様 AF56 /SMART DIO DX (4ST) ディスク アイドリ...
ドライブベルト交換作業
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ドライブベルトを交換するにあたって、プーリーカバーを取り外す必要があるが、
プーリーカバーを外そうとするとエアクリボックスが邪魔になってくるので、
エアクリボックスを固定しているネジを3つほど外す。(10mm)
![](https://t-style.xyz/wp-content/uploads/2023/03/IMG_4646-scaled.jpg)
するとエアクリボックスが多少動くようになるので、
プーリーカバーの8mmのネジを外していく。
ネジを全て外すとカバーが取れるが、固着している場合があるのでその時はどついて外す。
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プーリーやクラッチを固定しているナットは緩めようとすると共周りしてしまうので、
共周りしないようにプーリーホルダーなどを使って緩める。
ナットはそれほど強いトルクで締まっていないので、ある程度回り止めができていれば外すことができる。
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クラッチ、ドライブベルトなどを取り外してケース内やクラッチについたカスを綺麗に掃除する。
その後ドライブベルトやウェイトローラーを新品に交換する。
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14,000km使用したウェイトローラーは摩耗していた。
新しく取り付けるウェイトローラーには薄くグリスを塗って取り付けました。
![](https://t-style.xyz/wp-content/uploads/2023/03/IMG_4616-scaled.jpg)
ベルトはほんの少し幅が狭くなっていた。
これも新品にして組み付ける。
ベルト組み付け時はクラッチを広げて溝に押し込むようにして取り付ける。
また、クラッチにはクラッチシューがついていて、使用限度は2mmとなっている。
使用限度まで使っている場合はクラッチシューも交換する。
あとはナットを取り付けて作業完了!
ナット締め付けトルク
ドライブ側(前)が32Nm(3.3kgf.m)
ドリブン側(後)が39Nm(4.0kgf.m)
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ついでにオイル交換!
ニューテックのオイルを入れておきました。
このオイルはZに入れてフィーリングが良かったのでディオ君にも入れてみたのですが、
エンジンが気持ちよく回ってくれます。
ギュンギュン高回転を回していく小排気量のバイクには、こういう気持ちいい回り方をするエンジンオイルがよく合います。
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これで作業完了!
100kmほどはベルトを慣らしながら走ります。
速度の出方もいい感じになりました。
しばらく気持ちよく走ってくれそうです😚
ディオ君には近々活躍してもらいたい😄
Memo
交換日 2023 3/27 14,286km
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