はじめてのライダーハウス【北海道 帯広】

昨日は海辺の公園でテントを張り、風の強い中眠りについた。
海の側ということもあって、外は風が強く吹いていた。
そこで、建物にはさまれたところにテントを張った。
それでも時折強い風が吹き、テントの中に入らなければテントが飛ばされそうな程だ。
テントを張るや否やすぐにテントの中に飛び込んで、一夜を明かすことにした。
ブログを書いて、就寝!
大吟醸の日本酒は少しフルーティな味わいで飲みやすく、おいしかった。


翌朝。
翌朝は隣のコンビニでカップ麺とコーヒーを買って、
テントの中ですする。
北海道の朝は、肌寒い。
ロンTとパーカーを着てちょうど良いくらいの気温だ。
だが私はTシャツに短パンというスタイルで過ごしているので少し寒い。
そんな中、暖かいカップ麺と温かい缶コーヒーはおいしかった。
昨日はよく眠ることができて、朝も早く起きた。
今日は130kmほど離れた帯広の町まで走って行く!

 

肌寒い中、快調に走って行く。
アップダウンの少ない、走りやすい道だ。
一箇所だけ上り下りがあったくらいで、
そこも良いペースで走って行くことができた。
下りでは上体をぐっと伏せて走ると、背中に風が流れて行くのが分かる。
どういう姿勢が一番空気抵抗の少ない姿勢なのだろう。
模索しながら下って行く。
最高速度は60km/h止まり。
Tシャツを、自転車専用のぴちっとした空気抵抗の少ない服に着替えてやれば、
もうほんの少し、スピードが伸びるかも。

 

順調に走って行くと、全長4,941mで北海道最長のトンネルが現れた。
トンネル内は外よりも一段とひんやりしていて、しっかり足を動かして漕がなければ寒いほどだ。
25km/hくらいのペースで走って行くが、
流石に5km近い長さのあるトンネルだ。
なかなか抜けることができない。
それでも交通量が少ない朝の時間帯ということもあってか、
抜かれたのは自動車一台のみだったのは幸いだった。

 

えりもから帯広へと抜けて行く道の一部は、
黄金道路と呼ばれている。
難工事の連続で、黄金を敷き詰めるほどの費用がかかったことから、
その名がついた。
いくつもいくつもトンネルを抜けて行く。
12年前に走った時よりも、トンネルが多く感じた。
以前はもっと海のそばを走っていた印象だったが、
昔走ってから、新しくできたトンネルも多いようだ。
交通量が少なかったのであまり怖い思いをすることなく、走れて良かった。

 

こういった、トンネルではない覆道というものもよくあった。
今日も、結局5人くらいチャリダーとすれ違い、
挨拶を交わした。
時計回りで北海道をまわる人の方が多い為、
私のように反時計回りでまわると、
チャリダーに追いついたり、抜かされたりすることよりも、
チャリダーとすれ違うことの方が多い。

 

途中、道の駅に寄ってパンとコーヒーtimeをとる。
お腹が減っては、走れない。
ここでは一風変わったおじさんに話しかけられた。
私が帯広に行くというと、
帯広には無料のライダーハウスがあると教えてくれた。
そこは帯広市が管理しているライダーハウスで、カニの家という。
19時頃にスタッフの人がやってきて、免許証などで身分の確認をしたあと、
宿泊者全員で館内の掃除をするというルールがある。
私はそういう堅苦しいのが好きではないので、
行くつもりはなかったが、
以前アルトリ岬で話したライダーのおじさんも、
この間道の駅で会ったろーどまんさんというチャリダーも、
カニの家のことを話していたから、
これは何かの縁と思い、今日はライダーハウスカニの家に行くことにした。
ライダーハウスに行くのは、実は初めてだ。
私はわりと人見知りなほうだから、
そういうところに行くのが少し苦手に感じていたためだ。

 

ちなみにライダーハウスとは、宿の一種である。
宿もホテルや旅館、民宿にゲストハウス、最近は民泊というのもあるらしい。
ライダーハウスとは、その名の通り
ライダー向けの宿泊施設だ。
でも、徒歩や自転車で旅をしている人も泊まっても良い。
車の場合だと、もしかしたら泊まれないかも?
ライダーハウスの特徴としては、だいたい宿泊料金が安いということだ。
基本的に素泊まりで雑魚寝の施設が多いようだが、その分料金が安い。
今日行くライダーハウスは、なんと無料というのだからありがたい。
でも綺麗なログハウスで、シャワーもトイレもあり、
フローリングの床にマットを敷いて各自持っている寝袋で寝る、
というスタイルのようだ。
よし!
今日はライダーハウスで宿泊だ。

道中、滝を眺める。
滝のそばの水たまりで、腕や脚に水をかけて、
体から出た塩分を洗い流したりしてみる。
水は、とても冷たい(´ε` )

 

黄金道路を抜けて行く。
海沿いでは昆布をとっている人が多かった。
軽トラに積まれた昆布回収クレーンで、
軽トラに次々と昆布が回収されて行く。
なんなら道端に昆布が落ちているし、
道ゆくおばちゃんは小脇に昆布を携えて歩いている。
そして、走っていると昆布のにおいがしてくる。
なんだか味噌汁が飲みたくなった。

今日は良く晴れていて、青空がきれい。
私は前に百均で購入したサングラスをかけて、
走ることにした。
日差しがまぶしい。
私の体が、より一層黒さを増してしまう。
松崎しげるまで、もう少しだ。

道端には馬がいて、私が走ると馬も追いかけてくる。
ひまみたいだ。
国道を走るトラックは、牛たくさん積んで走っているものもある。
明日にはあの牛たちは、この世界にいないかもしれないな。
そんな事を考えると、
今までたくさん食べてきた牛丼も、尊いものだと感じる。

 

高いところから海に向かって下って行く道では、
こんな風に海が見えたりする。
ドライブしていても、こういう瞬間はテンションが上がる!
それは自転車でも同じ。
海が見えて、下って行くと小さな町が見える。
そこのコンビニでもう一休止、入れようか。

北海道らしい風景が広がっている。
やはり青空のほうが、写真は映えるね。

 

こんな道は、自転車じゃなくて
オフロードバイクとか、ジムニーみたいな四駆で走ると
気持ち良さそうだなーっ!

 

道端に、たくさんの牧草ロールがあったよ。
牧草を丸めたものだね、一つ一つがかなりの大きさだから、
なかなかすごい光景だったよ。

 

帯広に入ると、
幸福(こうふく)
という地名が現れた。
そして、ここには幸福駅という観光スポットがあるみたいなので、
寄ってみた。
でも、しあわせは心の中にあれば、いいのだ( ・∇・)

 

そして、ライダーハウスカニの家に到着!
すでに10人ほどの宿泊客がいた。
旅人同士、話すのはとても面白い。

 

寝る場所は二階のスペースが主で、
ここにマットを敷いてみんなで寝るスタイルだ。
こういうの、苦手な人は苦手だろうなと思う。
一応女性専用部屋もあるから、女性の方も安心かな?(^_^)
私の隣の54歳のおじさんは、
125ccのアドレスというスクーターで
埼玉から来たそうだ。
そのスクーターにはバッグやボックスがついておらず、
荷物は全部シートの下の収納スペースに入れてきたという。
手ぶらで旅をするのが好きなんだとか。
おじさんは志村けんの腹巻をしているような、ユニークな人で、
どこか志村けんに似た雰囲気を持っていた。
他にも、40歳の青森出身チャリダーの方や、ハーレー乗りやBMWのバイク乗りのおじさん、
若いチャリダー、ライダーの方達と話しながら
夜が更けていった。
今まで敬遠していたライダーハウスだったが、結構楽しい場所に思えた。
19時になるとスタッフの人がやってきて、
身分証明証を出して各自点呼をとり、
その後皆で掃除タイム。
これは、思っていたより楽しかった笑
みんな一生懸命掃除するから、なんか小学生の時の掃除時間を、
大人になってからまたやるみたいな、そんな感覚だった。
掃除は10分か15分程度で終了して、
あとは各自の談笑時間に戻っていった。
たくさんの出会いがあって、ライダーハウスというのは面白い場所だ。

 

しかし、夜は日本酒と、
ハーレー乗りのおじさんにいただいた焼酎を飲みすぎた!
特に焼酎のロックが効いたみたいだ。
翌日の昼まで、私はろくに動けず、
この旅初めての二日酔いになった( ´Д`)
まぁそれだけ、楽しかったという事だ!
カニの家は3連泊までokとの事なので、
今日もカニの家でゆっくりして、明日帯広の町を散策したりしてみたい。
帯広はスイーツや豚丼が有名なんだって!
明日は豚丼と、スイーツ巡りだな♪
今晩は、志村けん似のおじさんと近くの豚丼屋に行くことになっているから、
夜ご飯が待ち遠しい。
初めてのライダーハウスだけど、とても良い経験ができてよかった(^_^)

 

 

 

外でお酒を飲んでいると、
ちょっと離れた所に車が停まっていて、
ハザードランプを出して停車していた。
車の外で、男女が話をしていた。
女は、こんなことを言っていた。

 

 

「魚座とさそり座ってね、相性いいんだよ」

 

 

「今日はアリガトね」

 

 

「もう、ガソリンなくなるよー?」

 

 

女の方が惚れているのかな

 

 

今日はゆっくり体を休めよう(^-^)

 

◆Next







 



2 件のコメント

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。

    日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)