カールツァイスの85mm f1.4を購入した
オートフォーカスはなく、マニュアルフォーカスしかできない。
フードは金属製で、質感が高い。
重量は600g程度で、手に持ってみるとそこそこの重量感がある。
私はこれまでに
・ニコン
・シグマ
・タムロン
のレンズを使用したことがあったが、カールツァイスのレンズは使用したことがなかったので
一度使用してみたいと思い購入した。
焦点距離は85mmとした。
主な用途はポートレート、スナップ撮影である。
最初に使用してみた感想は、コントラストの高い写真が撮れるなぁということだ。
メリハリがあり、なおかつ味のある写真が撮れると感じた。
ピントリングには適度な重みがあり、微調節がしやすい。
ピントリングを回していて、過度に行き過ぎることがなく、思ったところで止まるので
マニュアルフォーカスしかできないレンズであるが、マニュアルフォーカスで撮るのが楽しいと思えるレンズだ。
ただし、重みのあるピントリングとピントリングの回転角の大きさから、
最短焦点距離から遠景へとピントを調整する際などでは、
ピントを合焦させるまでに時間がかかる。
この点についてはやはり、オートフォーカス付きのレンズには敵わない。
しかし、じっくりと撮るような撮影スタイルや、
フィルムカメラとの相性はいい。
撮ること自体が楽しいし、レンズ自体がかっこいいので持ち歩いている時ですらいい気分だ。
備中国分寺
尾道の坂道
雨のトンネル
紅葉
かぼちゃ
モノクロフィルムで海
しかし結局、売却してしまった。
私の撮影スタイルでは、オートフォーカスが付いているレンズの方が向いているな、
と感じたためだ。
けれども特徴のある写りは好きなので、
今後カールツァイスのレンズを再び手にする日が来るかもしれない。
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