今までのページで、Nikon D600について紹介してきた。
そのD600で私がどんな写真を撮っているのか、紹介していきたい。
ここでは、使用レンズなどには深く突っ込まず、あくまでカメラ本体のレビューとする。
「おしゃれパンツ」
ここで私がいいなとおもうのは、「おしゃれ」の字のなめらかさと、
そのなめらかさとは対照的な「パンツ」の時のメリハリの効いた字である。
思わずシャッターを切ってしまう。
D600は、フルサイズカメラとしては軽量なカメラのため(フルサイズでももっと軽いモデルが出ていて、優位性は落ちているが)、
街中をぶらぶらと歩きながら写真を撮る、スナップフォトにとても適していると思う。
昨今ではスマホのカメラも進化しており、綺麗な写真が撮れる時代になっているが、
一眼レフならではの背景のボケ具合を生かし、これほどまでに
「おしゃれパンツ」を浮かび上がらせるのは、スマホだと難しいかもしれない。
次はこちら。
雨の日の水たまり。
波紋を撮影。これは全く偶然のアートである。
ホワイトバランスは「電球」という色味に設定してあるため、青みがかった色合いになっている。
実際目で見た感じの色とは違うけれど、実際にこの日感じたイメージは、この写真の色のようであった。
D600は、ボディ各所にシーリング(ゴムパッキンのようなものだろうか)が施されており、
防塵、防滴性能を有している。
つまり、埃があるところでも、少々雨に濡れても壊れにくいという事だ。
そのお陰で、雨の日でも躊躇なく持ち出す事ができる。
ただし、使用するレンズによっては防塵、防滴性能がないものもあるため、その点は注意しなければならない。
私は人物撮影が一番好きだ。
なお、この写真のモデルは私の友人である。
デジタルカメラなので、モノクロモードで写真を撮る事もできるし、
後からモノクロに編集することもできる。
それは便利な反面、写真として中途半端な印象を受ける事もある。
どっちにもいけるけど、どっちつかずな気がする。
しかし、私の好きなLEICA社では、モノクロ専用のデジタルカメラを発売している。
そんな潔いところに惚れてしまう。
私はデジタルカメラから本格的に写真を取り出したので、フィルムカメラには疎いけれど、
最近ではたまにフィルムで撮影することもある。
モノクロフィルムで撮影してみると、これがすごく良かったりする。
味のある写真になる。それはまた別のページで紹介していきたい。
今の所私は、初めからモノクロで撮る事もあれば、
後からモノクロに編集するどっちつかずな人である。
色を排除してシンプルに見せたほうがかっこいいかな?
と思った時にはモノクロにする事が多い。
この写真は京都駅で撮影した。面白い吹き抜け構造になっている。
この写真は広角レンズという、広い視野で見たような写真が撮れるレンズを使用している。
このように、一眼レフカメラをはじめとしたレンズ交換可能なカメラは、
使用するレンズによって異なる雰囲気の写真が撮れるところも面白い。
もちろん、基本性能に影響を与えているカメラ本体の性能も重要であるが、
D600なら、きちんとそれに応えてくれると思う。
全く癖が無い訳ではないので、そこは扱いに慣れが必要かもしれないが。
高感度特性についてであるが、
この写真はISO1600で撮影している。
普通に鑑賞する分には、全く問題無いと思う。
一応、Nikonのほうでも常用ISO感度は100-6400となっているので、ISO1600くらいならば問題が無いのも当然か。
暗い室内などにおいては、ISO3200くらいまで上げてシャッタースピードを稼ぎ、手ブレを減らす試みをすることもある。
しかし、ISO6400になると撮ったものによってはノイズが目立つ気がするので、極力使わないようにしている。
Nikonのカメラもどんどん進化していて、今では常用ISO感度が12800のカメラばかりだ。
というより、D600の後継機種であるD610のみが常用ISO感度6400までとなっており、
他の機種は全て常用ISO感度が12800になっている。
デジタルカメラというのは、時代の流れに逆らえないのだろうか。
私のカメラもどんどん古びていく訳だ。
デジタルカメラというのは、携帯電話やスマホのようなものなのだろうか。
車やバイクであれば、旧車と言って、古いものでも価値があるものは存在する。
しかし、デジタルカメラは、古いほど価値がなくなっていくのだろう。
しかし、私がカメラを取り替えたからといって、すぐにいい写真が撮れるようになるのかというと、
そうでもないと思う。
そこがまた、カメラや写真の面白いところだ。
これからもたくさんの写真を撮っていきたい。
D600のホワイトバランスに関する考察はこちら
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