ラジエターがパンクして冷却水が漏れた!そしてオーバーヒート・・・
Zで花見ドライブに行くため、街中を抜けて郊外へとドライブしていると、
いつもとは違う、聞きなれない冷却ファンの音が聞こえてきた。
いつもは水温95~99℃でLO回転で回っていた冷却ファンが、この日は水温100℃以上で動作するHI回転で回っていたようだ。
しばらくすると水温計の針がグングン上へ上がっていき、完全にオーバーヒート状態。
オーバーヒートを和らげるためにヒーターを全開にするも、温風が室内に流れてこない・・・。
どうやら冷却水がうまく循環していないようだ。
これはヤバイと思いコンビニに停車しボンネットを開けると、ラジエターから冷却水が漏れている。
このまま走るとエンジンにまでダメージが及ぶ可能性があるため、その場でレッカーのお世話になり家まで帰ってきた・・・🧐
今回は2005年式、15万km走行の中期型フェアレディZ33のオーバーヒート修理として、
ラジエター取り外し編、サーモスタット・ウォーターポンプ交換編・アルミラジエター取り付け編の3本立てでブログを書いていく。
今回はラジエター取り外し編です。
オーバーヒートした時は水温センサー付近に冷却水がうまく流れていなかったのか、水温計の針が短時間で上昇したり下降したりを繰り返していた。
ラジエターから冷却水が漏れている
点検してみると、ラジエターから緑色の冷却水が漏れた跡があった。
ラジエター上部の金属と樹脂の繋ぎ目部分から漏れているようだ。
エンジンアンダーカバーを外すと、冷却水が漏れた跡がある。
そこそこ漏れているけど、オーバーヒートに気付いてからそこまで走っていないのでまだ軽傷だろうか?🧐
とにかく、パンクしたラジエターは交換決定なので部品を注文してオーバーヒートしたZの修理をすることにする。
ラジエターを取り外す
ということでラジエター取り外し作業にとりかかる!
まずはラジエター下のドレンボルトを外し、冷却水を抜く。
ここのドレンボルトとエンジンルーム上部にあるエア抜きプラグにはOリングが付いていますが、
7.0×2.0だと少し緩く、6.0×2.0だとちょっときついかな?というサイズ感でした。
私は6.0×2.0の方を使っていて、5~6年間は一応問題ありませんでした。
(参考までに)
エアクリボックスを外し、エアクリボックス下にあるエアコン用の配管ステーを固定しているボルトを外し、配管が少し動くようにする。
冷却水のアッパーホースを外し、冷却水リザーブタンクステーを取り外す。
下側からラジエターファンコネクターを2つ外し、ラジエターファンシュラウドとラジエターを固定している上部のボルトを左右1つずつ外す。
ラジエターファンシュラウドを上に引き抜いて外す。
ラジエターのロアーホースを外す。
ラジエター上部のエアコンコンデンサーとラジエターを共締めしているボルトを左右1つずつ外す。
ラジエター上部のロックを左右1つずつ外す。
ラジエターを上に引き抜いて取り外す。
こんな感じでラジエターを取り外すことができます。
取り外すもの自体はそこまで多くなくて難しい作業ではないですが、ラジエターファンシュラウドやラジエターが中々スッと抜けないところがやりにくいと感じました。
純正ラジエターは厚み15mm、重量は約2.8kgと軽かったです。
3,500ccの排気量の割には簡素な作りのラジエターだと感じました。
次回はサーモスタット・ウォーターポンプ交換編へ続く!
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