HKS SSMマフラーに交換!これまでに使ってきたマフラーとの比較
(サクラム、柿本)
フェアレディZ33のマフラーをHKSのスーパーサウンドマスター(以下、SSM)マフラーに交換しました。
私はこれまでに
・純正マフラー
・サクラムマフラー
・柿本改 HYPER FULLMEGA N1+ Rev
のマフラーを使用したことがあり、今回のHKS,SSMで3本目の社外マフラーになります。
このページでは、HKS,SSMのインプレの他にも、サクラムマフラーや柿本マフラーとの比較もしていきます。
まずは、今回取り付けたHKS,SSMマフラーの紹介をします。
今回取り付けたHKS,SSMマフラー
HKS マフラー スーパーサウンドマスター ニッサン フェアレディ Z ロードスター HZ33,Z33 32023-AN001
今回取り付けたHKSのSSMマフラーです。
実売価格は新品だと14万円前後で、Z33の社外マフラーの価格相場としては平均的な値段といったところです。
ちなみにサクラムだと20万円前後、柿本改のHYPER FULLMEGA N1+ Revだと6万円程度でした。
奥側がこれまで取り付けていた柿本改のマフラー。
手前側が今回取り付けるHKSのSSMマフラーです。
HKSのSSMは柿本改の太い一本出しスタイルとは異なり、管を巻いていて管楽器のような造形が特徴的です。
ただしその分マフラー重量は柿本のものより重くなっています。
補足:HKS SSM 構成部品、データ情報
HKS SSMマフラーインプレッション
HKS SSMマフラー取り付け後の走行インプレッションを書いていきます。
パワーやトルク感などの走行フィーリングについては、鈍感な私にはそれほど違いが分からなかったため、
音の違いや外観、HKS SSMとサクラムマフラーとの比較やマフラー重量の違いについて書いていきます。
まずは音についてですが、アイドリング~3000回転以下の領域は非常に静かです。
HKSによると、
アイドリング領域(700rpm)は純正がL=56dB R=59dBに対してSSMはL R=56dB
とのことで、数値的にも純正マフラーと同等の音量であることが分かります。
体感的にも純正とあまり変わらないくらい静かですので、早朝のエンジンスタートでもそれほど周囲に気を使う必要はなさそうです。
走り出して、低回転域での巡航領域(1500rpm~2000rpm)では純正マフラーよりも少し低音が増強されている印象で、
かすかに心地よい低音を感じながら走ることができます。
この領域でも、非常に静かです。
一気に豹変するのが、3000rpmあたりからガツンとアクセルを踏み込んだ時で、
高負荷走行時(スポーツ走行・空ぶかし)は純正がL R=98dBに対してSSMはL=112dB R=114dB
と、一気に音量が大きくなります。
マフラーを交換したことがハッキリと分かる音量の変化でありつつ、調律された高音が響くようになります。
このような特性から、普段乗りは静かに、そしてアクセルの踏み方によって音を引き出せるマフラーだという印象を受けました。
商品名のスーパーサウンドマスターは、この特性からきているのでしょうね。
なお、この特性は以前取り付けていたサクラムマフラーにもありました。
HKSのSSM、サクラムマフラーはZ33の社外マフラーの中ではどちらも高音系マフラーに属すると思いますが、
その違いについて書いていきます。
HKS SSMとサクラムマフラーの違い
Z33に乗っていてHKSのSSMマフラーを取り付ける人はサクラムマフラーが、
サクラムマフラーを取り付けている人はHKSのSSMマフラーが気になる、という方もいるのではないかと思います。
HKSのSSMとサクラムマフラーはどちらもアクセルの踏み込み具合によって音がコントロールでき、
そしてどちらも高音系を奏でる管楽器のようなマフラーですが、どのような違いがあるのか感じたことを書いていきます。
外見の違いについて
外見については、どちらも特徴的です。
純正マフラーの箱型・太鼓型の形状とは異なり、HKS、サクラム共に2本のパイプが左右に振り出されています。
上側のHKSは管を巻いているのが特徴的で、下側のサクラムはテールパイプ出口が特徴的なデザインとなっています。
HKSのテールパイプ出口は純正マフラーよりも少し太く、逆にサクラムは純正よりも少し細くなっています。
このあたりは好みが分かれそうです。
車体に取り付けた状態では見えませんが、マフラー自体の造りはサクラムの溶接の綺麗さや、パイプやマフラーステーの曲げの綺麗さが際立っていて、
本当に管楽器のような美しさがあります。
サクラムマフラーには工業製品を超えたものを感じます。
マフラー単体の美しさで言うと、個人的にはサクラムマフラーの方が綺麗に感じました。
HKS SSMとサクラムの音の違いについて
音の違いについてはエキマニや触媒、Yパイプによっても変わってくるので
あくまでリアマフラー単体での比較ですが、
個人的にはHKSのSSMの方がサクラムよりも少し静かで、整った音に感じました。
感覚的には、サクラムの方が少しワイルドで、HKSの方が少しジェントルといった感じでしょうか。
音の盛り上がり方については似ているように感じます。
どちらのマフラーもアクセルの踏み込み方によって音量、音の出方をコントロールすることができます。
こだわりがある人によっては全然違う音に聞こえるかもしれませんが、そこまでこだわりのない人にとっては
大体似たような音に聴こえるのではないか、というのが私の感想です。
マフラー重量の比較
次に、Z33の純正マフラーの重量や、私がこれまでに取り付けてきたマフラーの重量を比較してみます。
*重量はおおよそのもので、上から重い順で表示
純正マフラー |
22kg |
HKS SSM | 18kg 純正比−4kg |
サクラム | 15.3kg 純正比−6.7kg |
柿本改 HYPER FULLMEGA N1+ Rev | 10kg 純正比−12kg |
HKSのSSMはZ33の社外マフラーの中ではやや重い部類に入りますね。
この中では柿本改の1本出しマフラーの軽量さが際立っています。
柿本改 ( KAKIMOTO ) マフラー【 HYPER FULLMEGA N1+Rev. 】日産 フェアレディZ Z33 N31364
これまでに取り付けていたマフラーの外見との比較
最後に、これまで取り付けていたマフラーのバックショットを紹介していきます。
みさなんはどのマフラーが好みでしょうか??
こうして見ると、純正マフラーのテールパイプ外径のバランスの良さも分かりますし、
柿本改の1本出しマフラーは大きくイメージが変わるのだということも分かりますね。
どなたかの参考になれば幸いです。
関連記事と今回の動画
柿本改、サクラム、HKSのSSMの音などを収録した動画をYouTubeで公開しています。
排気音については動画の3:49~あたりです。
マフラー交換したZで、楽しく走っていきます。
いつもYouTube観てます!
タカアキさんと同じ中期型のZ33に乗っていて
同じ商品(hks ssm)を購入しようと思ったのですがメーカーに年式が適応外で保証は出来ないと言われました
タカアキさんはSSMで取付や車検で困ったことはありましたか?
きょうちゃんさんこんにちは。
SSMの取り付けや車検に関してですが、
取り付けの際に、マフラーと干渉するところがあったので干渉する部分を取り外しました。
リアバンパー裏側の弁当箱のような?形をした部品です。
それ以外は問題なく取り付けできました。
車検に関しては、SSMで車検を受けたことがないのではっきりとは分かりませんが、
恐らく車検には問題なく通ると思います。
取り付けできるといいですね。
こんにちは、いつもYoutube、blog共に参考にさせていただいてます(*´∀`)ノ
個人的にはHKSよりサクラムのほうが好みです!ちなみにうちはamuseのR1チタン付けてます、フォォン!フォォン!と言う音がして踏み込むとフォァァン!フォァァン!って感じで大好きですv(・∀・*)
昨日タカアキさんの触媒交換の記事を参考にHKSの触媒を取り付けました、4000回転辺りからかなり吹け上がりが良くなったと思います、加速Gも上がりましたし音もワンランク高音になりました(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ
次のカスタム楽しみにしています!
MASAさんこんにちは。
YoTube、ブログご覧いただきありがとうございます。
amuseマフラーもいい音がするのですね。
いつか機会があれば試してみたいマフラーです。
触媒を交換することでやる気のある音になったのではないでしょうか!
次は、いつになるかは分かりませんがクラッチ&フライホイールを交換したいと考えています。
またお越しください。
奇遇です!同じくクラッチとフライホイール変えようと思ってました!
おすすめはエクセディかニスモだそうです、うちはニスモから出ているカッパーミックスがあるのでそれにしますシングルです
楽しみにしています!
Z33のマフラー交換されたい方の指針になるガイドですね。
低回転時、静かなのは近所の手前とか社会的配慮に長けたパーツで感心しました。
高回転は折角なのでサーキットで解放してみるのもイイかもですね。
以下は余談です笑。
12月号のREVSPE●Dが日産特集です。(12/12岡国でREVSP●●DMEETINGアリですよ)
こんにちは。
参考になる方がいればいいなと思ってます。
サーキットで思う存分回してみたいところです!
12月にはミーティングもあるのですね。情報ありがとうございます!