劣化して拭き取りが甘くなったワイパーゴムを交換する
梅雨の時期に九州ロングドライブへ出かけ、案の定雨に見舞われていたのですが、
2年ほどワイパーゴムを交換していなかったためワイパーの拭き取りが悪くなっていました。
このため、ワイパーを作動させても若干の拭き残しが出ています。
交換前の状態はこのような感じで、ワイパーゴムの一部が分離していたため拭き取りが甘くなっていたようです。
ということで、今回は劣化したワイパーゴムを新品に交換してやることにします。
なお、私は純正ワイパーからNWBのデザインワイパーに交換しています。
そのため今回のワイパーゴム交換は純正ワイパーゴムの交換方法とは若干違うところがありますので、
純正ワイパー、他ワイパーをご使用の方は参考程度にご覧ください。
▼NWBワイパーに交換した時の記事はこちら
ワイパーゴム交換方法(NWBデザインワイパーの場合)
それでは交換方法について書いてきます。
まずは替えのワイパーゴムを用意します。これはカー用品店や通販などで入手できます。
▼下のワイパー替えゴムのリンクはNWBデザインワイパー用です
運転席側(500mm)
助手席側(450mm)
アマゾンで買う場合は、同じ商品でも出品者によって値段が違うことがあるので、
安くて信頼できそうなショップから買うようにしてください。
今回の場合では、フロントの替えゴム1セットで約1300円でした。
ワイパーゴムの耐久性は1年程度とのことですので、1年に一回交換しておけば拭き取り性能を保つことができます。
最低でも2年に1回、車検ごとには交換した方がいいですね。
ワイパーゴムの交換は難しくない
ワイパーゴムの交換方法については、さほど難しくありません。
ワイパーゴムのパッケージ裏面に交換方法が書いてありますので、簡単に作業することができます。
実際に交換してみる
それでは実際に作業していきます。
ワイパーブレード及びワイパーゴムの交換については難しいことはありませんが、
一点だけ注意が必要なポイントがあります。
それはワイパーを取り外す前に、ワイパーの下に厚手の布やスポンジなどなど、ガラス面に養生をしてやることです。
これをせずに、ワイパーを外した状態のワイパーの骨の部分が勢いよくガラスにぶつかると、
高確率でガラスが割れます。
そのため、ガラス面の養生は確実に行います。
ワイパーゴムの交換作業では、ワイパーブレードを取り外さなくてもできますが、
体勢的にワイパーブレードを取り外した方が楽なので、今回はワイパーブレードを取り外して作業を行いました。
ガラス面の養生ができたら、あとは難しくありません。
ワイパーの根本の部分は爪形状になっているので、これを起こしてやります。
そしてワイパーブレードをスライドさせ、引き抜いてやればブレードを取り外すことができます。
ワイパーブレードを取り外した後はこのように、金属の棒がガラス面に触れてしまう状態ですので、
ガラス面の養生が必要になるのです。
ワイパーブレードを取り外したら、現在ついているゴムを取り外します。
今回のデザインワイパーでは、どちらか一方向にのみゴムを横方向に引き抜くことができる構造になっていました。
このあたりはワイパーによって異なると思いますが、基本的に簡単な作りになっています。
新しいワイパーゴムに、元々ついていた金属でできているワイパーゴムの芯の部分を移植してやります。
ワイパーゴムと芯のズレを防止するため、双方に凸凹がついてるので、合わせてはめてやります。
金属の芯を移植した新しいワイパーゴムを、再びワイパーブレードに取り付けます。
最後はズレ防止の溝にはまるまでしっかりと取り付けてやります。
もし取り付けについて分からない場合は、もう片方のワイパーブレードを観察すれば、
どういう状態が正しい状態か分かりますので、参考にしながら作業すれば間違えることがなくなると思います。
最後に、動作チェックをして完了!
最後に水かウォッシャー液をかけた状態か、もしくは天然の雨が降っている状態で
ワイパーを作動させ、問題がないことを確認します。
作動後、ワイパーゴムの状態を確認してきっちりはまっているか確認します。
問題がなければ作業終了です。
ワイパーゴムを交換したことでシュパっと水を切ることができ、視界良好です。
なお、新品ワイパーブレードへの交換はワイパーゴムの交換が要らない分、簡単にできます。
気になる方はやってみてください。
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