Z33のバッテリーサイズ変更で−1,8kgの軽量化
今回はフェアレディZ33(標準仕様)に搭載されているバッテリー(55B24L)から
サイズ変更による軽量化を狙ってパナソニックのカオスバッテリー(60B19L)に交換しました。
その時のレポートを書いていきます。
▼今回使用したバッテリー
Panasonic (パナソニック) 国産車バッテリー Blue Battery カオス 標準車(充電制御車)用 N-60B19L/C7
*通販を利用する場合でも、取り外したバッテリーを購入店に発送することで回収してくれるお店もあります。
通販でバッテリーを購入する際はこうしたバッテリー回収対応も考慮して利用すると、バッテリー交換後の古バッテリー処分が楽ですね。
バッテリー交換時の様子
バッテリー交換時の様子を見ていきます。
Zのバッテリーは、ボンネットを開けて右奥にあります。
本来はカバーされており、バッテリー交換の際はカバーを外す必要があります。
バッテリー交換はマイナスに始まりマイナスに終わる
バッテリーを取り外します。
取り外しの際はマイナス端子から外し、取り付けの際はプラス端子から取り付けます。
私はバッテリー交換はマイナスに始まりマイナスに終わると覚えるようにしています。
交換については、バッテリーを抑えている真ん中の固定金具とバッテリー端子2つを外すのみですので
メンテナンスとしては簡単な部類に入ります。
ただし、バッテリーを外すと車の一時メモリー機能(トリップメーターA,B、3連メーターの情報)、
内蔵電池その他による設定保持機能を持たない電子機器の情報がリセットされるため、
それを避けたい方はメモリーバックアップというものを使いながらバッテリー交換作業をするようにします。
*今回の作業では使いませんでした。
使用するバッテリーについて
Z33のバッテリーは、
標準値仕様だと55B24L,
寒冷地仕様だと80D23Lというサイズのバッテリーが搭載されています。
バッテリーの記号の見方ですが、
数字の前の方(55,80)はバッテリーの総合的な性能ランクを表しており、数字が大きい方が性能ランクが高くなります。
その次のB,Dというアルファベットは短側面のサイズを表していて、アルファベットが後ろになるほど大きくなります。
その次の23,24という数字は長側面を表しており、この場合は23cm,24cmとなります。
最後のLは、L,RのLで端子の位置になります。
▼参考サイト:自動車用バッテリー形式の見方|パナソニックカーバッテリー
今回取り付けたカオスの60B19Lバッテリーは、標準仕様の私のZに付いていた55B24Lバッテリーと比べると
少し性能ランクが大きく、長さが短いものとなっています。
長さが短い分軽量なので、55B24Lバッテリーが11,4kgだったのに対して
60B19Lは9,6kgでした(公称値は9,4kgとなっているので、私の体重計が正確でない可能性あり)。
結果として、−1,8kgとなり若干の軽量化になりました。
ただし、寒冷地仕様のZで冬季も乗られる場合は、私が今回取り付けた60B19Lのバッテリーに換装することはおすすめできません。
寒冷地仕様車にもともと装着されているバッテリーよりも性能ランクが下回ることによって、問題が起きる可能性があるためです。
標準仕様車については、元々装着されていたバッテリーよりも長側面が短くなることから、
純正サイズと比べるとバッテリートレイへの収まりが悪くなりますが、
走行中にぐらついたり傾いたりする恐れがなく、しっかりと固定することができれば問題ないと思います。
バッテリー交換後は以前よりエンジンのかかり(セルモーターの回る勢い)が良くなった気がします。
この画像はエンジンをかける前の電圧計表示です。
3ヶ月ほどZに乗らなかった時は、12Vを若干下回るくらいバッテリーが弱っていて、なんとかエンジンがかかるくらいにバッテリーを消耗させてしまいました。
そんな事もありながら3年6ヶ月(43,000km)使用したバッテリーでしたが、今回の交換によってしばらくバッテリーは大丈夫そうです。
Zのバッテリーはエンジンルーム内にあるものの、車体中央寄りに配置されているので軽量化の効果を感じにくいですが、
結構高い位置にある物が軽量化されるということで、僅かでも運動性能の向上につながるんじゃないかと思います。
Zでスポーツ走行を楽しまれている方にもおすすめです(^-^)
▼今回使用したバッテリー
Panasonic (パナソニック) 国産車バッテリー Blue Battery カオス 標準車(充電制御車)用 N-60B19L/C7
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