フェアレディZ33 フジツボ フロントパイプに交換

Z33のマフラーは、エンジン側から

 

1,エキゾーストマニホールド(エキマニ)
2,触媒
3,フロントパイプ(Yパイプとも)
4,中間パイプ
5,リアマフラー
 
 
という構造になっている。
私のZは、サクラムのリアマフラー及び中間パイプに変更しているため、
後のエキマニ、触媒、フロントパイプは純正だ。
今回は、フロントパイプをフジツボ製の物に交換する。
 
フジツボのフロントパイプに変更すると、
純正比で馬力は5,3PSアップトルクは0,1kgアップ
重量は純正が7,3kgに対してフジツボは5,8kgで、−1,5kgの軽量化になるとのこと(フジツボ社HPより) 
また、音量に関しては、アイドリング時以外では全域で3dbアップする。
もう少し大きい音がいいなと思っていた私にとっては、音量をアップさせるのも目的の一つだ。
 
フジツボのステンレス製フロントパイプ。
手で持ってみると結構重い。
集合部は後ろの方になっているが、途中でバイパス部分がある。
どのような役割をしているのだろう?
 
付属品として、保証書とガスケット3枚、ボルトナット2組が付いてきた。
ここからZの純正フロントパイプの取り外しにかかる。
ジャッキアップして、リアマフラー、中間パイプを外していく。
その後にフロントパイプを外して行く。
フロントパイプは13mmのナット4つで固定されているが、
ガビガビに錆びてしまっていて、13mmの工具が入らない。かといって14mmの工具ではゆるゆるなので
やすりでナットの錆びを落としてから工具をかけた。
それでも、1つナットをなめてしまったため、かなり時間がかかった。
6時間ほどで作業を終えた。
ナットが中々緩まなかったので、潤滑剤を使ってなんとか作業することができた。
潤滑剤はワコーズのラスペネがオススメ。
 
取り外した純正フロントパイプ。
 
あと、何故か蛇腹部分がぼろぼろになっていた。
車高は下げていないのだけど・・・。
 
交換完了!
新しく付けるボルト・ナットにはかじりつき防止のため銅グリスを塗っておいた。
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サクラムマフラーは、やはり美しい。
芸術品だね。
 
フロントパイプは・・・、見えにくい。
覗き込まなきゃ見えないし、見えたところでそんなにかっこいいわけでもない。
それでもまぁ〜、純正よりはかっこいいかな?!
 

補足:フジツボYパイプの気になるところ

フジツボのフロントパイプはひとつ気になる点があって、
それが何かと言うと、Yパイプの蛇腹部分が最低地上高に影響するということだ。
蛇腹部分が出っ張っている分、そこが擦りやすくなるので
車高をベタベタに下げたい方には少し気になるかもしれない。
 
そして試走に出かける。
アイドリング域では、音量はあまり変わらないように感じる。
街乗りでは、音量も走行フィーリングの面でもあまり変化を感じない。
しいて言えば、1500回転付近のトルクが増したような気もするが、気がするだけかもしれない。
郊外で回してみると、音量のアップは少し感じられた。
確かに音は大きくなったが、少しだ。
音質は、サクラムの音がこれまた少し、割れて聞こえる印象だ。
これはフジツボのフロントパイプのせいだけではなく、
サクラムのサイレンサー容量がそれほど大きくないという事も影響しているのだろう。
フロントパイプを交換した感想としては、
そこまで違いは分からないというものだった。
後は、エキマニと触媒を変更していきたい。
エキマニを変えると、音質がかなり変わるらしいし、
触媒を変えるとレスポンスが良くなり、パワーアップにも貢献するとか。
排気系フルチューンを目指して行く。
 

今回使用した物








 



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