私がZ33を購入した時から、純正オプション設定のリアスポイラーが装着されていました。
これはGTウィングのように高速走行時のダウンフォース増加を狙っているものではなく、
高速走行時の車体にまとわりつく空気を離れやすくすることで、空気抵抗の低減を狙ったものだと思われます。
また、見た目のアクセントにもなっていますね( ‘-‘ )
私は割と気に入っていて、3年ほどリアスポイラーはいじらずに乗っていました。
しかし、今度ダックテールというリアスポイラーを100倍くらい大きくしたものを取り付ける予定なので、
純正オプションリアスポイラーを取り外すことにしました。
作業の様子
ここから作業の様子を紹介していきます。
これがリアスポイラーが付いている状態です。
リアハッチの丸みのある部分にさりげなく付いていますね。
見た目もマッチしているし、気に入っていました。
しかし、前オーナーが付けたもので、私のチョイスではありません。
そこがビミョ〜に気に入らなかった点ではあります( ‘-‘ )
リアハッチ内側からナットを外す
まずは、ハッチの内側からナットを外します。
本来はここに内張がありますので、内張を外してからナットにアクセスします。
ナットにはサービスホールからアクセスすることができます。
ナットは10mmのナットが左右両端についています。
ナットを2つ外したら、内側からの作業は終了です。
ナットを取り外す際は10mmのT字レンチ等が有効です。
後はリアスポイラーに付いている両面テープを剥がしていきます。
最初は釣り糸やギターの弦を使用しましたが、どちらもおすすめしません。
リアスポイラーが付いている箇所は曲面になっているので、糸などを使用すると曲面の頂点(ボディ)に必ず傷が付いてしまいます。
また、先ほど外したナットのネジはハッチを貫通しているため、糸などを使用した場合はネジがある部分より先は作業できなくなります。
つまり、糸などで作業するとボディに傷を付けるだけではなく、リアスポイラーから出ているネジが邪魔をして作業自体やりにくいです。
私が作業した経験からおすすめするのは、傷をつけにくい素材と形状(エッジがあまり立っていないもの)でできたスクレーパーで接着剤を切るように剥がしていく方法です。
両面テープには厚みがありますので、リアスポイラー側に近い部分を切っていくようなイメージで作業すれば傷が付きにくいです。
これはスポイラーを取り外して裏側から見たところです。
ボルト&ナットが左右両端に1つずつ、爪が中央付近に2つ、計4箇所と両面テープで固定されています。
ナットを2つ外して両面テープを剥がした状態で上に引っ張るとリアスポイラーを取り外す事ができます。
ツメで固定されている部分のボディ側の鉄板はそれほど頑丈ではないため、無理に取り外すとボディが歪んでしまいます。
注意してください。
ボディに残ったツメの受けを外します。
無理にこじりすぎるとボディが歪むため、慎重に作業してください。
後は接着剤を溶剤などで綺麗にし、完了です!
ボディには穴が空いた状態になるため、カッティングシートで隠しておきました。
Z33のハッチはこのような形状になっていて、曲面の頂点は結構エッジが効いています。
ここに付いていたスポイラーの接着剤を糸などを使用して取り外そうとすると、
ハッチのエッジの部分が傷ついてしまうことが分かります。
後は、ダックテールが届き次第取り付けたいと思います😁
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