フェアレディZ33の壊れやすいドアハンドルを交換する【助手席側 80607-CD01E】

とにかく壊れやすいZ33のドアハンドル。運転席側に続き助手席側も壊れたので交換

Z33のドアハンドルはある程度の年数が経過すると壊れるように設計されているのではないかと思うほど壊れやすい。

去年は九州ドライブしている最中に運転席側ドアハンドルが壊れてタイラップで応急処置して帰ってきました。

帰ってから壊れたドアハンドルの修理を試みたものの結局修理はできず交換しました。

 

2023年9月 148,000km時に運転席ドアハンドルを交換しました。

Zの壊れたドアハンドルを交換!プラリペアで修理にも挑戦してみる【フェアレディZ 33】

2023年9月9日

 

そして今度は助手席側が壊れる

運転席側のドアハンドルを交換して1年後、今度は助手席側のドアハンドルが壊れました。

2024年9月、走行距離は164,000kmです。

助手席側のドアハンドルは運転席側と比べて使用頻度が少ないにも関わらず、近い時期に壊れました・・・。

 

僕と同じように運転席・助手席側共にドアハンドルが壊れて故障した例はネット上にも多くあるため、

これは元々のドアハンドルの設計が悪いと思います。

 

ドアハンドルは片側が壊れてももう片方のドアが開けば一応乗り込めますし、ドアの開錠もできます。

ドアが両方壊れたとしてもトランクを開けてトランクからドアを開錠することも一応可能です。

そのため壊れたとしても大きな実害は出ない部品ですが、

ドアを開ける際の支点がプラスチック製で素人目に見ても壊れやすそうだなと思います。

ドアの支点となるプラスチックの部分に対して、ドアを開閉する際の抵抗感を生み出す巻きバネの力が強いので

バネの力に耐えられずプラスチックの筒の部分が破損してしまいます。

 

ある程度壊れることを見越した設計になっているのかな?と勘繰ってしまうほど、設計が悪いと感じています😭

工業製品なのである程度壊れたりしないと買い替えてもらえないとか、色々都合はあると思いますが

こんな壊れ方をする部品が使われていると、その車メーカーのファンは増えないと思う🤔

 

自分で部品を交換しない人なら、Zのドアは2ドアで長くて重いからドアハンドルにも負担がかかるのかなとか思うかもしれないが、

自分でドアハンドルを交換してみてじっくり部品を観察してみると、ただただ部品の設計が悪いことに気づきます。

 

なんでこんなにプンプン😠

しているのかというと、ドアハンドルは片側で13,000円くらいするためだ。

昔は8,000円くらいで買えてたみたいだけど、Z33の部品は値上がり気味で高くなってきている。

その上僕は運転席側に続いて助手席側の交換となるから、両側で26,000円の出費😭

ドアを開けたいだけなのになぜ・・・😭

しかも新品買っても設計は同じ。(刻印で製造年月が分かる)

またいつの日か壊れるだろう・・・!

 

これまでもZはいくつかの不調を抱えてきた。

リアハッチのダンパーのへたりは許す!しょうがない!

電動ファンモーターが10万km持たずに2つとも壊れる!・・・酷使される部品だからまぁ許そう!

クラッチレリーズがすかすかになる!・・・熱の影響を受けやすいから仕方ない!

中期のエンジンは温まるまで2000回転くらいでハンチングする!原因が分からんがまぁいいだろう!

ラジエターがパンクする!他メーカーでも同じだから仕方ない!寿命だ!

だがしかしドアハンドル!お前はダメだo(`ω´ )o

 

今度の車はトヨタとかマツダにしようかな!😡

と思いながら新品のドアハンドルに交換していく。

Zは好きだからな!

 

交換する部品(運転席側・助手席側)

(80606)F/ドア アウターハンドル RH

運転席側 80606-CD41E

(80607)F/ドアアウトサイドハンドル LH

助手席側 80607-CD01E

 

今回は助手席側を購入。(2024年9月現在で税込13,090円)

運転席側には鍵用の穴があるけど、助手席側には空いていない。

運転席側は鍵を移植する必要があるけど、助手席側は必要ないので助手席側の方が交換が簡単です。

 

ただし、棒の部分は移植する必要があります。

棒はプラスチックの部分から横にパチっと外したあとに引き抜いてやると外せます。工具は必要ありません。

棒を新しいドアハンドルに取り付ける際は、棒を穴に差し込んでから固定部にはめます。やってみるととても簡単です。

 

交換していく

ドアを開けるとドアハンドルの裏側にゴムのキャップが2つ付いているので内張剥がしなどで外します。

ハマっているだけなので簡単に外すことができます。

ゴムキャップには保護剤を塗っておくと長持ちします。

キャップを外すと10mmのボルトの頭が見えるので、T字レンチやソケットなどで外します。

この時、厚紙などをカットしたものを差し込んでおくとボルトの落下防止になります。

特に下側はボルトがドアの内側に落ちやすいので落下防止対策が重要になってきます。

マグネット付きソケットを使ったり、ある程度緩めてからピックアップツールを使って外すなどして慎重に作業します。

僕は一度ボルトをドア内に落としてしまい、伸縮タイプのピックアップツールを使って取り外した経験があります😭

厚紙をちぎって丸めて差し込むだけでボルト落下事故が防げますので、ぜひそのようにしてください。

 

ドアハンドルは上から差し込んで下に向けて装着する形になっています。

そのため、取り外す時は上に持ち上げるようにして取り外します。

固着しているとスッと外れませんが、その場合は優しめに上下に動かしたりして外します。

 

ドアハンドルが浮いてきたら、棒がドア内部の青い部品に刺さっているので引き抜いてやります。

この時、ドアハンドルから棒を外して分解する必要はなく、ドアハンドルと棒がくっついた状態で取り外すことができます。

あまり力づくで外そうとするとドアハンドルだけでなく取り付け側のドア本体までダメージが行く恐れがあるので注意してください。

ここで取り外しのイメージが湧かない場合は、下の取り付け編も見るとイメージが湧きやすいと思います。

 

新しいものに交換する

棒を移植した新しいドアハンドルを取り付けていきます。

ドアの内側に青い部品が見えるので、そこに棒を差し込みます。

 

こんな感じで差し込みます。

 

ドアハンドルの下側にはがっちりと固定するために金具が付いています。

この金具の部分はドア内側に入れるようにして装着します。

 

片側は金具がドアの内側に入っていない状態で、

もう片側のように金具がきっちりドアの内側に入るとドアハンドルとドア本体がきっちり密着します。

ドアハンドルが密着していない状態でボルトを締め込むとドアハンドルが破損するので気をつけてください。

 

あともう一つ、横の部分にも出っ張りがあるのでこれも中にいれるようにします。

下側の金具と横の出っ張り、2本のボルトで固定されている感じです。

 

しっかりとドアハンドルを入れることができていると、

ボルト取り付け穴とドアハンドルのボルト穴がきれいに揃うはずです。

あとはボルトの落下に気をつけながらネジを締めていきます。

 

交換完了!

これで交換完了!

新品になって綺麗にはなったけど、そのそもの部品の設計に不信感は残ります🤔

前のドアハンドルは製造から18~19年持ったのだから、今回取り付けたドアハンドルもそれくらい持つのかな?

頑張ってくれよ!新しいドアハンドル!








 



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