20年掃除していないブロアファンを掃除する!【フェアレディZ33】

送風時やエアコンをかけた時に臭う?そんな時に掃除したいブロアファン

前々から思っていたことですが、送風時やエアコンをかけたときに出てくる風がなんだか臭い気がする。

ちまたによれば、ブロアファンと言う部品を掃除すれば匂いがマシになるようだ。

ということで、今回はエアコンを多用する夏前にブロアファンを掃除することにしました。

今回は20年間掃除したことがないブロアファンがどれぐらい汚れているのかと言うことをお伝えしていきます。

 

 

取り外しに関しては、

こちらのページ(Z33エアコンエバポレーター・ブロアファン清掃その1)

を参考にさせて頂きました。😄

 

ブロアファンは固定ボルトを外してもすんなりと外れてくれるものではなく、

固定ボルトを取り外した状態で、左にずらした後に下に引き抜いて取り外しました。

体勢的にも作業しづらいので、助手席のシートを取り外して作業すると作業がやりやすいのではないかと思います。

 

取り外したブロアファンを掃除していく

こちらが取り外したブロアファンです。

この部品にはファンモーターがくっついていて、モーターの力でファンを回転させることで送風時に空気を送り出すことができる仕組みになっています。

スイッチで風量を大きくすると内部のブロアファンがより勢い良く回ることで、風量がアップする仕組みになっています。

 

Z33のブロアファンにはエアコンフィルターのようなフィルターが入っていないため、

このブロアファンが汚れてくると、送風時やエアコンをかけたときになんだか匂いがすると言うことになってしまいます。

ブロアファンは自然に綺麗になる事は無いため、1度も掃除がしたことがない車は1度ブロアファンを取り外して綺麗にしておきたいところです。

 

内部はこんな感じに汚れています。

ここを通った空気が送風されるわけですから、そりゃ匂うわけです。

 

空気を送り出す部分も汚れています。

ここは扇風機で言うところの羽根の部分に当たります。

扇風機の羽根が真っ黒に汚れた状態で風を浴びたい人はいないと思います( ‘-‘   )

ブロアファンが汚れていると言う事は、つまりそういうことなのです。

 

今回はブロアファンとモーターのみ分離しました。

モーターを分離するのはビスを何本か外せばいいだけなので、簡単に分離させることができます。

後は水洗いをしました。

もちろん、モーター部などには極力水がかからないように配慮して掃除を行いました。

 

ちょっと水をかけただけでほこりが落ちてきます。

水をかけて掃除した後は、天日の下でしっかりと乾燥させました。

電子機器に水が残った状態で通電させると良くないかなと思い、カラカラになるまで乾燥させておきました。

 

ブロアファンで発生させた空気が通るエバポレーターと言う部品もカメラを使って覗いてみました。

思っていたより汚れていないようでしたので、今回は手が届く範囲で拭き掃除をしました。

 

人によっては、ここにかなりの汚れが溜まっている場合があるそうです。

そんな人はブロアファン内にフィルターを仕込むのが良さそうです。

僕もブロアファンにフィルターを押し込もうかと考えていましたが、そこまでの汚れではなかったので今回はフィルターの搭載を見送りました。

 

しかし、交通量の多いトンネルをよく走行する方や渋滞の多い街中を走る機会の多い方などは、

エアコンのフィルターをつけた方がより綺麗な空気を車内に送り込むことができるのでいいと思います。

あとは花粉症の方にもいいかも?

 

乾燥させたブロアファンを元通り取り付けて動作をチェックします。

エアコンスイッチが内気循環の時はこのように蓋が開き、車内の空気を循環させているようです。

 

エアコンのスイッチを外気導入に切り替えるとブロアファンの蓋がモーターによって動き、

車内側の通風口に蓋をします。

反対に車外からの空気の通り道が開くことになり、外気を導入する構造になっています。

 

内気循環、外気導入に関わらずブロアファンからの空気が車内に送り込まれるため、

内気循環しか使わない人でもブロアファンを掃除する意味はあります。

 

掃除したブロアファンを戻してテストドライブに出かけました。

以前よりも送風時の空気の匂いは気にならなくなりました。

確実にブロアファンを掃除した効果があったようです。

 

今回ブロアファンを取り外してみましたが、内部の構造を知ることもできましたし、

水洗いで簡単にほこりが流れ落ちたので、楽しいメンテナンスとなりました。

これまで一度もブロアファンを掃除したことがない車は一度掃除してみるのがお勧めです。








 



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