碓氷峠ダウンヒルアタック【長野】

昨日はカラオケをしたり、雨の中峠を越えたりした1日だった。
夜は19時頃であったが、近くにプールを見つけたので
プールに行って泳いだ。
プールに行く前にスポーツ用品店に行ってゴーグルを購入したので、
より快適に泳げるはずだ!
プールでは思惑通り、泳ぎやすかった。
ゴーグルがあるとないのとでは、泳ぎやすさに明確な差が出ることが分かった。
プールに出たり入ったりしていると、
お姉さんが私の足を見て、
「すごい日焼けだね!」
と言った。
サンダルの形のまま、トラ柄に日焼けしている笑
すごいじゃろう!
と、自慢しておいた。
水泳は少しは慣れて、クロールで25m泳げるようになった。
それでも、上手に泳いでいる人と比べるとバテるのが早く、
中々連続して長い距離を泳ぐことはできない。
呼吸法が違うのか、基礎的な体力が違うのか、慣れなのか、
なんなのか分からないが、水泳で長い距離を泳げるようになれば、
自転車も長い時間力を維持して漕ぐことができるような気がする。
ダイエットとトレーニングのためにもなるし、
シャワーも浴びられ、汗を流すことができるから、
今後もプールには行きたい。
その後、近くのイトーヨーカドーで食料を購入。
寿司と弁当が半額になっていた。
きっぷがいいねぇ!

 

水泳を楽しんだあとは、寝床を探す。
ここから11km離れたところに上田市民の森というところがあって、
そこは無料でキャンプできるらしいのでそこに向かった。
のだが、そこに至る道はひどい坂道で、
さっき500mほど泳いで疲れた体に、追い打ちをかけるのであった。

 

振り返ると上田の街の夜景が見える。
とんだ山登りだ。
さきほど汗を流したのにまた汗をかいてしまう。
しかも、後半になると坂がきつくなり、
押して上がらないと登れなくなってしまった。
時刻は23:00頃になっていた・・・。

月明かりは森に遮られ、頼りは自転車のライトのみだ・・・。
感覚的に、斜度は10%以上。
自転車から降りて押して上がることさえしんどい坂だ。
しかも、真っ暗。
隣を見ればお墓があったりするし、怖い。
できれば自転車を漕いでいきたいけど、坂がきつすぎてゆっくり・・・
ゆっくりと押し歩くことしかできなかった。
自転車を押した3kmの道のりはとてもとても長く感じたのであった・・・。
寝床選びは、失敗だった。

それでも、キャンプ場というだけあってゆっくり眠ることができた。
テントを張ると、薄い一枚の布を外と隔てるだけなのに、
落ち着いた自分だけの空間を作り出すことができる。
蚊帳の役割もするので虫が入ってくることもない。
もし雨が降っても雨をしのげる。
テントは野宿旅において重要なものだ。
でも私がテントを張った場所は、こども広場というこどもが遊ぶ場所だったみたいで、
もし今日も泊まるなら場所移動してくださいね、と管理人に言われた。
そのため、8時にはテントをたたんで、あとは近くのベンチで
朝ごはんを食べたり、ギターの練習をしたりしていた。
そうこうすれば10:00になった。
今日は長野県軽井沢に向けて走り、それから群馬県の高崎市を目指すことにする。
キャンプ場を出ると鬼のような下り坂で、
鬼ブレーキでも鬼のように速度が出るのであった・・・!!
昨日はよくこんな道を登ってきたものだ・・・。

軽井沢に向けての道は、登りが多かった。
途中、こじんまりしたコンビニを見つけたので立ち寄った。

 

標高が高いため、カップ麺の類はみなこのように容器の蓋がふくらんでいる。

そして、私は初めてみたのだが、
超熟という食パンの長いタイプが販売されていた。
何斤分あるのだろう??

今日は空が綺麗だ!
このところ雨が多かったから、晴れの空は暑いけどやっぱりいいね。
汗をかくので塩分をしっかり摂りながら、進んで行く。

セルフタイマーで撮影した。
最近まで履いていたオレンジ色の短パンは、
色が褪せてしまったので今日お役御免となった。
よって、今は紺色の短パン一枚のみしか持っていない。
早めに買わないといけないなぁ。

軽井沢に着いた。
軽井沢は、自分の中では別荘地とか、
避暑地というイメージがあった。
避暑地というイメージは恐らく当たっていて、
標高は1,000mくらいあるようだ。
旧軽井沢と新軽井沢とあって、私は国道沿いの新軽井沢を走っていたが、
想像していたよりは普通の街並みだった。
それでも、ロールスロイスが停まっていたり、
高級車が多く走っていたり、オープンカーが颯爽と走っていたりと・・・、
その辺りは他の街と違っているように思えた。
中国人観光客らしき人もレンタサイクルを借りて走っていた。
でもこの辺走って楽しいのかなぁ?
そんなことを考えてしまう自分がいた。
岡山という田舎の自分は、軽井沢に過大なイメージを抱いていたのかもしれない。
さて、道路案内標識を見てみると、東京まで161kmだという。
結構東京の近くまで走ってきたようだ!
自転車で遠いところに来たなぁという実感が、ようやく湧いて来た。
そしてやっぱり自転車はすごい乗り物だね。

 

軽井沢を抜けると、碓氷峠(うすいとうげ)
を抜けて群馬県へと入って行く。
写真は、群馬県のめがね橋というレンガ造りの橋だそうだ。
しかし私は碓氷峠のダウンヒル(下り坂走行)が楽しかったので、
写真だけ撮って峠を攻めていた。
群馬県は、頭文字Dという漫画で出てくるような峠ばかりだ!
クルマ好きにはたまらない(°▽°)

 

 

 

軽井沢から碓氷峠を抜けていく道は、
これまでの登って来た分を解放するかのような下り坂で、
道は兵庫の六甲山のように、直線が少なくクネクネと曲がっている。
でも路面状態はそれほど悪くない。
だから自転車でダウンヒルアタックすると、
時速は30から40km/h程度で走ることができる。
私はペダルを漕がずに、下り坂の慣性だけで走って行く。
コーナー手前で、これから曲がるコーナーがどの程度回り込んでいるのか見極める。
そしてその予想に合わせてコーナー手前で減速を終わらせる。
ブレーキをかけたままコーナーリングすると、
自転車に起き上がろうとする力が働き、曲がりにくくなってしまう。
そのためコーナーの手前ではブレーキを終わらせて、
コーナーに入ったら旋回する動きに入る。
体重を曲がりたい方向に移動させて、
目線はコーナーの出口を睨む。
すると勝手に曲がってくれる。
そうして走っていると、先行するヴィッツに追いついた。
わナンバーだからレンタカーのようだ。
しばらくヴィッツをつっついていると、
ヴィッツのスピードが上がって徐々に離されるようになった。
ここで私は、惰性走行だけではなく、重いギアにシフトして
ガシガシペダルを漕いで行く。
直線ではペダルを漕いで加速するため、
よりコーナリング前の減速はシビアになる。
案の定、乗ったスピードを殺しきれずに
ブレーキをかけたまま、コーナーにつっこんでいってしまう。
こういう状態を
「突っ込みすぎ」
という。
それでも、リアブレーキはかけたままで、フロントブレーキの効きは弱くしてやる。
リア7:フロント3くらいか。
フロントブレーキを強くかけていては曲がれるものも曲がれなくなってしまうためだ。
勇気を出してフロントブレーキを握る手を弱めてみる。
すると前輪に旋回力が生まれる。
そうして冷や汗をかくコーナリングをしてみる。
コーナリング中にペダルを漕ぐと、
ペダルと地面が接触してしまうため、
コーナー出口で自転車が起き上がる頃にペダルを漕いで行く。
旋回する時間を短くして、より車体を早く起こしてペダルを漕いで行く。
すると先行のヴィッツにまた追いついた。
加速で離されるがコーナリングで差を詰める。
S字状になった道路は、幅広な四輪車よりも二輪車のほうが
走行ラインの自由度が高いため、
うまい走行ラインを走れば、
きついコーナーもゆるく駆け抜けることができる。
そうすると、ヴィッツが先行するルノーの車に追いついたので、
ここでダウンヒルアタックは終わってしまった。
やはりこうした峠を走ると血がさわぐ。
自転車は自転車なりのテクニックがあるようで、
コーナーをスムーズに駆け抜けることができるととても気持ちいい。

そして高崎の街に着いた。
群馬県は思っていたより都会だ。
こうした、お店の看板が立ち並ぶような広い道路には、
高い確率でマックがある。
思惑通りマックがあったので立ち寄り、ブログを書く。
今日はどこで寝るか・・・。
昨日は寝床選びに失敗したので、今日はうまくいくといいが・・・。
明日の行き先はまだ決めていないが、
ブログ読者のゆうぴ〜さんが教えてくれた尻焼温泉というものが、
ここから70kmほど離れた場所にあるようだ。
24時間入れる混浴風呂だそうだ。
べっ別に混浴だから行こうなんて思ってないんだから!!!
でも70kmは遠い( ´Д`)y━

 

 

行き当たりばったりの旅です(o^^o)

 

◆Next







 



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