フェアレディZ33 RS-Rダウンサス取り付け Ti2000

RS-RのTi2000というダウンサスを購入したので取り付け作業を行なった。
 
まずはジャッキアップ^^
ジャッキアップをしたら、ウマと呼ばれるもので車体を保持してやる。
ジャッキだけで車体を保持すると、いつ車体が落ちてくるか分からないので非常に危険である。
 
ホイールを外して、まずはリア側から交換した。
リアサスは、ダンパーとスプリングが別居している構造だったので、
スプリングが収まっているお皿の付け根のボルトを外した。手前側のボルトである。
 
付け根のボルトを引き抜く際は、ジャッキである程度バネを縮めてやらないと取り外しができなかった。
 
その後、スプリングを入れ替える。
 
右がZ33純正で、左が今回交換したものだ。
重量は純正が一本あたり2,2kgで、RS-Rのものは2,5kg程度だった。
RS-Rのバネレートは
F:6,17kg
R:7,46kg
である。
これは、バネを1mm縮めるのに必要な力を表しているそうだ。
この数値は、まだまだ柔らかいと言えるだろう。
 
次に、フロント側の作業に移った。
まずは、フロントのタワーバーを外した。
このタワーバーは中空構造になっていて、中には発泡ウレタンが仕込まれていて剛性を高めているらしい。
そのためか、持った感じは割と軽量だ。
 
フロント側は少し手間がかかり、ショックについている配線やボルト類を取り外した後、
ショック下側のスタビライザーリンクボルトと、ショック固定ボルトを外してやった。
 
その後、上側のリンク部分のナットを取り外してやった。
 
そうしたら、上部のショック取り付けナットを取り外した。
取り付け部外周の小さいナット3つのことだ。
ショック中央の大きなナットは取り外してはならない。
そこを外すとスプリングの反力によって取り付け部分が吹っ飛んでいくためだ。
 
そうしたら、ショック下側を押さえつけながらショックを下方向に押し出し、
ショック上部をタイヤハウス内まで引きずり出す。
タイヤハウス内は結構スペースがあるので、そこからは知恵の輪のようにして
ショック下部のコの字になっている部分をショック取り付け部から外して、
その後ショックを取り出す。
 

無事取り外せた。
ところどころのナット、ボルトがとても固く締まっていたので、
インパクトレンチが欲しかった^^;
 
あとは、スプリングを縮めるスプリングコンプレッサーなるものを用いて
取り外しと取り付けを行う。
この写真では、実は作業ミスをしている。
ショックに入るはずのダンプラバーという部品を入れ忘れているのだ。
そのため、もう一度やり直し・・・(T_T)
スプリングを縮める作業はむちゃくちゃ大変だったので、
もうやりたくない;
 
そんなこんなで取り付け後の写真だ。
メーカーによると、10mm~15mm程度ダウンするとの事。
下げ幅は少しだけど、印象は変わった^^
 
リア側。
リアはもともと、フロントよりも少し車高が高かったので、
車高を落としたのにそこまで落ちてないな〜という印象だ。
 
取り付け後、ドライブにでかけた。
1泊2日のドライブで、
高速道路、峠、街中とバランスよく走った。
700kmのドライブだったが、そこで感じたことは、
 
・乗り心地はあまり変わらない
・コーナーでのロールが少なくなった
 
ということだ。
乗り心地は悪くなると予想していたが、そこまで変わらなかった。
コーナーでは、奥でRがきつくなるようなヘアピンカーブで、
旋回中にさらに曲がるために、ステアリングを切り足して行ったとき、
以前なら旋回力が落ちるような感じがあったが、
取り付け後は旋回力が落ちることなく曲がるようになったと感じた。
ロールが減ったことで、コーナーに対して内側のタイヤのグリップがより使えるようになったのかな?
 
ということで、なかなかいい!^^
ただし・・・、
車高を下げた感があまりない^^;
そのため、いずれは車高調を・・・、という思いは消えないのであった。
もっとたくさん走ったら、
「サスペンションを新しいものに交換しなければならない」
とか言って交換しよう。
 

2017 7/21追記

いつものルートを走ってみたが、
やはり乗り心地は固くなっている。
細かな路面の凹凸に対して、細かく上下に車体が揺すられる感じだ。
やはり、純正バネの方が乗り心地はいい。
 

2019 10/2追記

その後、TEINの車高調に変更しました。








 



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