昨日は、苫小牧のネカフェに泊まった。
電子機器の電池が軒並みなくなっていて、充電する必要があったためだ。
これから私が行くルート上には、200kmか300km程度ネカフェがない。
そのためこのタイミングでネカフェに泊まることにした。
もちろん、漫画を読みたかったという理由もある(°▽°)
翌日の朝。
電子機器の充電はほぼ完了し、
唯一モバイルバッテリーの、2つある内の1つの充電が完了していなかったくらいだ。
でも、これで3日くらいは持つだろう。
お世話になったネカフェを後にして、近くのマックに向かった。
ここで、昨日のブログを仕上げた。
それから出発したのが昼を過ぎた頃で、
毎度毎度遅めの出発である。
どうやら私は夜行性のようで、夜は元気で朝寝坊。
そんな感じらしい。
今日は苫小牧から南下していくルートを辿る。
すれ違うバイクが、時々ピースサインをくれる。
北海道では、旅するもの同士ですれ違う時に、
どちらからともなくピースサインを出す風習がある。
バイク同士が主だけど、バイク乗りが僕のようなチャリダーにピースしてくれることもあるんだ。
もちろん!元気よくピースサインのお返しだ!
チャリダーとも3人くらいすれ違ったかな。
みんな荷物を積んでいたから、旅の人だろうと思う。
さて、この辺の道端は森のようになっていて、
くまが出て来そうで怖い。
そんな思いで走っていると、
こんな看板があった。
7/13にくまが出たらしい。
だいたい、一週間前ですね。
本当にありがとうございました。
こうした看板を設置してくれると、心構えができるのでありがたいものです。
くまがいても逃げられるように、ギアを高速寄りにしておきました。
もしくまがいたら全力で漕いで逃げる作戦です。
くまは、怖いです。
もりのくまさんなんて歌がありますけど、
ちょっとネーミングが可愛すぎると思います。
「雑林のエゾヒグマ」
とか、そういういかつい名前に変更して、
幼少期からくまの怖さを叩き込んでおくのが良いと思います(^_^)
こんな、真っ直ぐな道を走っていきます。
時々交差点がありますが、交差する道も真っ直ぐです。
北海道は路側帯も広くて、走りやすい。
本州よりも道幅が広い♪( ´▽`)
でもコンビニが、しーーーばらくの間ない時もあるので、
街を抜ける前にちゃんとご飯を食べて、
ついでに飲み物と補給食を買っておきます。
今日は、バナナを買っておきました。
バナナ4本です。コンビニに売っています。
とりあえず、バナナがあればok.
いざという時のために、カロリーメイトも持っています。
ただ、今日はすごいアゲインストですね。
えっ?
あぁ、向かい風の事です。
「ちっ、今日はえれーアゲインストやな」
と言うと、
「今日は向かい風がつよいなぁ」
というよりもかっこいいと思って!
心の中でそう言ってます。
人前では、言えませんよ恥ずかしくて
30kmほど走って、道の駅に着きました。
そこには、日本一周チャリダーの方がいました!
ろーどまんさんという方で、インスタで見たことがある人でした。
アラヤというメーカーのフェデラルという自転車にお乗りだそうです。
荷物が多くて、自転車込みで50kgくらいありそう!
持ち上げさせてもらってみると、最初持ち上がりませんでした。
それよりもっと力を入れて、やっと持ち上がりました。
もう自転車の重さじゃない。
この自転車で、多い時は200km走ると言うのだから、
ものすごい健脚の持ち主です。
私の自転車とかえっこして、ろーどまん号に乗せてもらいました。
やはり、ずっしりきますね!
これが、日本一周の自転車かぁ!って思いました。
私のも、日本一周自転車なんですけどね( ・∇・)
ろーどまんさん。
爽やかで、話しやすくて、かっこいい人でした(^_^)
自転車のnittoのキャリア(荷台)もかっこよくって、
自分の自転車も同じnittoのキャリアにすればよかったなーって思いました。
ろーどまんさん、お話ができて嬉しかったです(`・∀・´)
ろーどまんさんによると、二ヶ月くらい北海道にいて、
一日一人は日本一周している人と話すから、
だいたい60人くらい日本一周している人と会ったんだって!
日本一周している人は、毎年たくさんいるんですね。
その後、ここの道の駅には温泉とプールがあるというので、
プールの方に泳ぎに行きました。
段々水泳が、うまくなってきてます笑
ここのところは週4くらいで泳いでいますからね。
人生で一番泳いでいる時期です。
かっこいいんだかそうでもないんだか・・・。
今日はまだ30kmしか走っていないので、
ろーどまんさんとお別れして先へ進みます。
新冠(にいかっぷ)という町では、たくさんの馬を見かけました。
競走馬を育てているところもあるようです。
それにしても、にいかっぷで新冠と読むなんて、面白いですね。
そして日が沈み、
空は茜色に染まっていきました。
黄昏時ですね。
その後完全に夜が辺りを包んでいきましたが、
こんな時間に走っていると、
ぶっちゃけるまでもなく、さみしいものです。
前よりこわがりにはなっていませんが、
それでもさみしくて、携帯で音楽を鳴らしながら走りました。
どうして、暗いというだけで不安になるのだろう。
見えないから、かなぁ。
人生の先行きも、見えてこなければ不安だ。
でも、また陽は昇ってくるはず。
この旅は、この先の人生のどこにつながっていくのか、
今は分からないけど、きっとどこかでつながるはず。
今はもくもくと、走っていくんだ。
明日へとつづく
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