レビュー3では、Nikon D600の不満点を書いていく。
まずは、レビュー1でも書いたダスト問題がある。
私のD600でもダスト問題の影響があり、ダストをパソコン上で修正しなければ目立つものがある。
これはD600でダスト問題を経験した人なら、みな不満に思うのではないだろうか。
私の場合は、自分でしつこく掃除したことで解決したので、今の所は大丈夫である。
次に、ホワイトバランスの精度が気になっている。
私は最初、ホワイトバランスはオートで使用していたが、
どうも実際に見た感じと異なる色合いが出る事があったため、
ホワイトバランスを自分で調整する事にした。
AWB(オートホワイトバランス)で撮影していると、実際より青みが強くなって冷たい感じになったり、
どうも実際と違った色合いになることがあった。
現在はプリセットマニュアルというモードで使用している。
すると、色合いは実際に近づいたものの、今度は赤みがかったり黄色がかったりしてしまう。
これはプリセットマニュアルで撮った赤っぽい、黄色っぽい写真である。
ついでに窓の明かりの部分が白飛びしている(それは関係ない)
屋内で撮ると赤や黄色っぽくなりやすい。特に飲み屋なんかの薄暗いところで撮ると顕著である。
これをAWBで撮ると、今度は違う色味になってしまい、それはそれでまた実際とは違うのだ。
プリセットマニュアルは4つまで登録できるようなので、
いろいろな光源下でプリセットマニュアルを登録しておくのがいいのかな。
今度からそうしてみよう。
とりあえず、AWBはあまり信用していない。
D600がD610に進化した時、このAWBの修正もなされたようだ。
どの程度良くなっているのかは気になるところであるが、
私はD600のプリセットマニュアルでどこまで対応できるのか、チャレンジしてみようと思う。
次に、シャッター回数が60,000回を超えたあたりで、フラッシュポップアップボタンを押しても一発でフラッシュが立ち上がらなくなった。
しかしフラッシュをポコンと叩いてやれば立ち上がるので問題はない。
まるで古いテレビのようだ。
きっと、私の扱い方に問題があったのだろう。
次に、カメラ左肩にあるダイヤルであるが、S.CL,C,Qと書かれているのが分かる。
これはシャッターのモードで、Sだと単写、CLは低速連写、CHは高速連写、Qは静音撮影モードである。
私は基本的にCHの高速連写モードにしている。
一枚しか撮影しない状況でも、シャッターボタンをすぐに離せば1枚しか撮影しないし、シャッターボタンを長押しすれば連写できるので、
基本的にCHモードで撮っている。
そのため私はSモードとCLモードは使わない。
あとはQモードという静音撮影モードであるが、これを使うとシャッター音が静かになることはなるのだが、、、
静音モードを使わなければならない状況下では、この静音モードでもうるさく感じる事が多いので、
個人的にはあまり出番のないモードだ。
しかしD600の後継機種であるD610では、Qcという静音連写モードが搭載されたようだ。
このモードを使う人は一体どれくらいいるのだろうか。
どうも、多機能すぎていて、ごちゃごちゃとしている感じを受けるのがあまり好きではないところだ。
多機能ゆえに、このD600の機能を熟知して体の一部のように扱うためには、ある程度の時間が必要だと思う。
そしてそれは最近のデジタルカメラ全般に当てはまるのではないかと思う。
次のページでは、D600で撮影した写真を公開していきたい。
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