エアコンの効きが悪くなったのでエアコンガスクリーニングを実施
私のフェアレディZ33は2005年式の中期型モデルです。
2016年に中古で購入し、2025年現在で購入してから9年が経ちました。
新車時からだと20年経過してることになります。
流石に20年選手ということで時々エアコンの効きが悪くなったかな?と感じることがありました。
そんな時は市販のエアコンチャージ用の工具とエアコン添加剤を使ってエアコンメンテナンスを実施していました。
NUTEC(ニューテック) エアコンプレッサーオイル添加剤コンプブースト NC-200 COMP BOOST R134a 28g
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エアコン添加剤を入れてみるがエアコンの効きが改善しない

ということで5年ぶりにエアコン添加剤を入れてみました。
前回エアコン添加剤を入れたのが10万kmの時で現在は17万kmです。
前回はニューテックの添加剤を入れてしっかりと効果がありました。
その時はエアコンをかけた時、Z33の場合通常はアイドリング回転数がAT車だと700~850回転くらい、
MT車だと800~850回転くらいなのですが、私のZは1000回転くらいまで回転が上がっていました。
恐らくエアコンコンプレッサーの抵抗が大きくなっていたんじゃないかと思います。
しかしニューテックの添加剤を入れると1000回転くらいだったアイドリングが規定値の850回転くらいまで下がりました。
また、エアコンの冷えも若干良くなったという経緯があります。
今回入れたのはデンゲンというところのエアコン添加剤です。
ガスが40g、オイルが10g入っていて経年車のエアコンメンテナンスに良さそうな代物です。
また、ワコーズやニューテックのエアコン添加剤と比べると安価なのでお試しにも良いですね。
車のエアコンは自然にガスやコンプレッサーオイルが抜けていくことがあるようなので、こういった添加剤で
自然に抜けた分のガスやオイルを補充するとエアコンの性能が復活する場合があります。
エアコン添加剤の補充方法について
エアコンガスや添加剤の補充方法についてはアストロのHPに詳しく書いてあったのでそちらのリンクを載せておきます。
エアコンガスや添加剤を入れるのはそんなに難しくはありませんが、
エアコンガスを入れる時は缶を逆さまにしない、エアコンオイル(コンプレッサーオイル)や添加剤を入れる際は
缶を逆さまにして入れることがあるなど、エアコンガスを入れる時とエアコンオイルを入れる時でやり方が違う場合があるので注意が必要です⚠️
今回はデンゲンのエアコンオイルを入れてみましたが、エアコンの温度を最低設定の18℃にして
エアコン吹き出し口の温度を測ると11~13℃くらいでした(外気温33℃)
エアコンが良く効く車では10℃以下になるようなので、若干冷えが良くない状態です。
エアコンガスを補充しても良いかなと思いましたが、エアコンガスは規定量が定められているので
エアコンガスを入れすぎて過充填になった場合、エアコンシステムの冷媒圧力センサーが圧力が高すぎていると判断して
エアコンコンプレッサーをが停止させ、エアコンが効かなくなることがあります。

反対にエアコンガスが少ない場合はエアコンの効きが悪くなりますが、適切な機械を持っていないと
自分の車のエアコンシステムにどれだけのエアコンガスが入っているのか、
どれだけのエアコンガスを補充しないといけないのかが分からないというのが難しいポイントです。
エアコンをかけても全く冷気が出ない場合にはひとまずエアコンガスを補充してみるのも手だと思うのですが、
今回の場合はエアコンの冷気自体は出ているが効きが良くない状態だったため、
当てずっぽうでエアコンガスの補充は行わず、オートバックスに持っていってエアコンガスクリーニングと言うサービスを受けることにしました。
オートバックスでエアコンガスクリーニングを施工

ということでオートバックスのエアコンガスクリーニングを受けてきました。
オートバックスのホームページから、エアコンガスクリーニングが施工できる店舗の作業予約をしました。
エアコンガスクリーニングには特別な機械が必要なためか、すべてのオートバックスで作業を受けられるわけではなく、
エアコンガスクリーニングが実施できる店舗でないと作業できないので注意が必要です⚠️
エアコンガスクリーニングの効果については以下のリンクに詳しく載っています。
オートバックス環4泉のHPによると、
エアコンガスをクリーニングすることで冷却力を回復!
最新の機材を導入、エアコンガスを適正な量に調整します。エアコンガスをクリーニングすると同時にチャージも行います。エアコンコンプレッサーオイルも充填、密閉性が向上し本来の機能を回復させることができます。[R-134aのみ作業可能・R-12/R-1234yfは作業不可]
真空引き
カーエアコンシステム内の真空引きを行い、エアーや水分を取り除きます。
充填・補充
特殊な高精度センサーを使用、適正量のフロンガスを液化して充填します。
フロンガス回収再生
エコ!フロンガスを装置内に回収、特殊なフィルターを通して不純物を除去して再生します。
とのことで、効果が期待できそうです。
今回のエアコンガスクリーニングの費用は11,000円でした。(店舗によって料金は異なるそうです)
合わせて別料金でエアコン添加剤を入れることも勧められましたが、
それについてはエアコンガスや添加剤チャージ用の工具を持っていて自分でも行えるため、
今回は添加剤は入れずにエアコンガスクリーニングのみお願いしました。
工具を持っていない方はやってみてもいいかもしれません。
作業については30分程度で完了しました。
作業を受ける

オートバックスの待合室にあるモニターから作業風景を眺めていました。
かなり大きな機械を車のエアコン配管につなげてエアコンガスを回収し、回収したガスを綺麗にしてから戻すといった感じでしょうか。
また足りない不足分のエアコンガスは規定量まで補充してくれるので、自分でやるよりかなり安心感があります。
本当はエアコンガスのクリーニングなどもできるだけ自分で行いたかったので、エアコンガスクリーニングができる機械を買おうかなと考えたこともあったのですが、
エアコンガスクリーニングができる機械は100万円以上するみたいなので、さすがに採算が合わないと思いお店にお願いする形となりました。
機械を100万円で買うとことを考えたら1万円ちょっとで作業してくれるのはありがたいですね。
作業完了!エアコンガスは550g必要なところ200gしか入ってなかった

作業が完了しました。
作業してくれた方によると、Zのエアコンガスの封入量は550gですが、私のZは200gしか入っていなかったとの事です。
ただし、大幅なエアコンガスの漏れはなさそうとの事でした。
大幅にエアコンガスが漏れている車はエアコンガスが完全に抜けてすっからかんになっていることがあるそうです。
私のZはそこまではいっておらず、自然とエアコンガスが抜けていた状態ではないかと仰ってました。
お店を出た直後はエアコンの効きがそんなに変わっていないんじゃないかと思いましたが、
しばらく走っているうちに、明らかに作業前よりエアコンの冷えが良くなっていると感じました。

エアコン吹き出し口に温度計を差し込んでみると、明らかに作業前よりエアコンからの冷機の温度が下がっていました。
私の場合は大体5℃程度下がったようです。
エアコンが不調になる前の状態に回復したように思います。
しかし、エアコンのコンプレッサーが故障している場合やエアコンの配管から重大なガス漏れが起きている場合は、
エアコンガスクリーニングを施行してもエアコンの効きが良くならなかったり、
一時は効きが良くてもすぐにエアコンが効かなくなったりする場合もあると思うので、
自分の車のエアコンの調子を見ながらエアコンガスクリーニングを受けたほうがいいと思います。
例えば、エアコンをかけても全く冷気が出ない場合はまずはエアコンガスを補充してみるとか、
冷気は出るけどエアコンの効きがあまり良くない時はエアコン添加剤を補充してみる、
それでもダメだったらエアコンガスクリーニングを依頼してみるなどです。

また、エアコンをかけたときにエアコンのコンプレッサーからガラガラと音がすると言った場合は
エアコンオイルが含まれたエアコン添加剤を入れることで改善する場合があります。
デンゲンの添加剤やニューテックの添加剤がお勧めです。
NUTEC(ニューテック) エアコンプレッサーオイル添加剤コンプブースト NC-200 COMP BOOST R134a 28g
Desirable 1年保障付き 60㎝ ロングサイズ R134a用 エアコン ガス チャージ ホース メーター/エアコンオ...
私の場合はエアコンかけたときのアイドリング回転数が1000回転位と高かったときに、エアコン添加剤を入れることで
規定中の850回転位にアイドリング回転数が戻ったことがあったので、そういった場合にもエアコン添加剤はオススメです。

ということで、今回はエアコンガスクリーニングのレポートでした。
個人だとなかなかできない車のエアコンのメンテナンスですが、しっかりとした機械を持つお店に作業を依頼することで、
エアコンの状態が良くなることもあります。
今回はエアコンガスの封入が規定量550gのところに200gしか入っていなかったのがエアコンの効きが悪かった原因だと思います。
お店に出したことで、今はっちりと550gのエアコンガスが入っている状態です😄
そのため、今後数年はエアコンの機が良い状態で過ごせると思います。
仮に数年後にエアコンの効きが悪くなった場合は、まずエアコン添加剤を入れて様子を見て、それでも改善しない場合はエアコンコンプレッサー交換をしようかなと考えています。
これまではエアコンメンテする際にエアコンガスを入れても良いものか、添加剤の入れすぎは良くないのではないかと不確かな様子があったのですが、
お店に出したことによって車のエアコンの状態がリセットされたような感じで気分が良いです😄
とりあえずしばらくは快適に夏を過ごせそうです👍
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