私はYouTubeに初めて動画を投稿してから3年くらい経ちますが、
初めて著作権侵害の警告により動画が削除されるという出来事を体験しました。
今回はその時の出来事について書いていきます。
私と同じように、YouTubeをしていていきなり動画が削除されて困っている方の役に立てばいいなと思います。
事の始まりは、突然の動画削除
ある日のこと、いつも通りYouTubeの管理画面を開くと、
そこには見慣れない光景が広がっていました。
よく見ると、私が誰かの著作権を侵害したとみなされ、動画を削除したとのことでした。
私が誰かの動画の1シーンを許可なく使ったということになっていましたが、そのような事実はありません。
削除された動画は、4本に分けたシリーズ物の3本目ということで重要な動画だった
今回削除された動画は関東ロングドライブに出かけた際の動画で、4本に分けたシリーズものの3本目です。
岡山から東京まで走り首都高を走る回ということで、シリーズの中でも一番盛り上がりのある動画でした。
こういった動画が削除されるのは、特に困ります。
いきなり動画が削除されてしまいましたが、何とか動画を復活させたい。
その前に、本当に私が著作権を侵害していないか確認することにしました。
YouTubeによると、動画内の7:43~8:40間に著作権を侵害したとするシーンがあり、
そこで使用されたコンテンツは「ベイブリッジ上に停まっている車両」という意味の分からない物でした。
それでも念のため7:43~8:40間にベイブリッジ上に停まっている車両がないかどうがチェックしましたが、
そのような事実は見受けられませんでした。
やはりこれは何かの間違いだということで、動画復活に向けて動き出しました。
ちなみにこの時は分からなかったのですが、”上の画像の使用されたコンテンツ”に記載されている文言は、
YouTubeに上がっている動画のタイトル名のようでした。
少し説明が難しいのですが、今回の場合で言うとYouTube上にある動画の一部分が、私の動画の7:43~8:40間で使用されていると判断され、
今回の動画削除につながったようです。
そのため、何か事を起こす前に”上の画像の使用されたコンテンツ”に記載されている文言を
YouTubeで検索し、該当の動画をチェックして自分がその人の著作権を侵害していないか確認してみるのがいいと思います。
なぜ、著作権侵害をしていないのに動画が削除されたのか?その理由について
これは後になって分かった事ですが、今回の動画削除は二つの間違いによって起こりました。
まず一つ目は、著作権を監視しているYouTubeのAIの誤認です。
2つ目は、申立人(著作権を有しているとされる人)が私の動画を確認することなく、著作権侵害の申し立てをしたことです。
1つ目の著作権を監視しているYouTubeのAIについてですが、
YouTubeはAIによって動画を監視しており、YouTubeに適さないような動画を削除したり、
広告をつけられないようにしたりしています。
著作権侵害している動画も監視しており、これは音楽作品や映画の違法アップロードだけにとどまらず、
一般の人がアップした動画を無断で拝借して使っているような場合についても監視しているようです。
今回私が指摘されていた箇所というのは、車の中から道路を映しているシーンでした。
分かりやすく言うと、ドライブレコーダーで撮影しているような映像です。
ここで問題になったのが、私が映した映像と全く同じような動画が存在していたため、
それがYouTubeのAIによって私の動画は誰かの動画の一部分をパクったものだと誤認されたようです。
次に2つ目の申立人(著作権を有している人)が私の動画を確認することなく、著作権侵害の申し立てをしたことについてですが、
まず初めに、ここでいう申し立て人とはYouTubeに動画を500本くらい上げている人で、
具体的なチャンネル名などは書きませんが、チャンネル登録者数も7000人〜程度いる方です。
この方は職業ドライバーのようで、ドライブレコーダーに映る危険な運転をアップしている人のようでした。
ただし動画の無断転載も多いようで、その人の元にはYouTubeから
「あなたの動画が勝手に使われています。著作権侵害の申し立てをしますか?」
というようなメールがたくさん届いているようでした。
たまに、危険運転を詰め合わせた動画がありますが、こういった動画は自身が撮影したものではなく、
こうした人の動画を勝手に拝借して、編集して投稿しているものもあるという事ですね。
そういった経緯があり、職業ドライバーの方にはYouTubeから著作権が侵害されているお知らせメールみたいものが届いていたようです。
今回は大体50本程度、自分の動画が勝手に使われているという知らせを受けたそうで、
それを一括操作で著作権侵害の申し立てを行なったため、そこにYouTubeの誤認で含まれていた私の動画も削除された、ということのようでした。
事の顛末を簡単に書くと、YouTubeのAIが間違えて私の動画を著作権侵害とみなし、
その報告を受けた申立人が私の動画を確認することなく著作権侵害の申し立てを行った結果、
私の動画が削除されたということです。
次に、こうなった場合どのようにして動画を復活させるかということについて書いていきます。
動画復活には、申立人にメールするか異議申し立てを行う
動画復活には、申し立て人にメールするか異議申し立てを行うか、2通りの方法があります(著作権侵害の事実がない場合)。
ここでおすすめしたいのは、まずは申立人にメールで著作権侵害の撤回を依頼することです。
今回のように嫌がらせではなく、誤認であった場合はスムーズに著作権侵害の申し立てを撤回してもらえるでしょうし、
スムーズに動画が復活する運びになります。
ただし申立人に悪意がある場合は別で、この場合は異議申し立てを行います。
これは著作権侵害の事実がないという理由を添えてYouTubeに問い合わせる方法です。
しかしこの時に理由の文言が短い場合(例えば3行以内など)、この理由の文言もYouTubeのAIが審査しているため、
いくら正当な理由を主張していようとも、文言が短いという理由で申請が却下されてしまいます。
そのため、異議申し立てする際はできるだけ長ったらしく書く必要があります。
この時、異議申し立ての文章はYouTubeというよりも申立人に読まれるものですので、
申立人に対して書くという意識でいいと思います。
異議申し立てを行なった場合は、申立人が10~14日以内に裁判所に訴状を出したというような証拠を提出する必要があります。
それができなかった場合、著作権侵害の申し立てが却下されて動画が復活するという仕組みです。
この場合、異議申し立てが受理されてから動画が復活するまでに10~14日程かかってしまいます。
そのため異議申し立てよりも、メールのやりとりによって動画を復活させてもらう方がスムーズです。
なお、動画の復活とともにアカウントに課されていたペナルティも消失します。
まとめ
いきなり動画が削除された話でしたが、
今回のように単なる間違いが連続した結果、削除されてしまっただけというケースもあります。
いきなり動画が削除されると混乱しますが、落ち着いて対処してみてください。
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