モノクロフィルムで遊ぶ

今日は休日なので、ニコマートで撮影したモノクロフィルムを現像した。

フィルムの現像を自分で行う、自家現像だ。
まだ4回目なので下手くそだけど、手順は慣れてきた。
まずは撮影済みのフィルムをカメラから取り出し、ダークバッグという光を遮断できる袋の中に入れる。
フィルムに光が当たってしまうと、露光してしまって真っ黒になってしまうためだ。
そしてダークバッグ内でリールにセットする。
リールにセットしたフィルムをダークバッグ内で、リールタンクに入れる。
こうしてリールタンクをダークバッグ内から出し、現像工程に移る。
・現像液〜停止液〜定着液〜水洗
という流れを踏み、最後にフィルムを取り出して乾燥させる。
今のところ、現像に20分程度、乾燥に2~3時間ほど必要だ。
そこから、スキャナでパソコンに取り込んでいく。
36枚撮りで、20分〜30分ほどかかる。
 

これだけ時間をかけても、36枚撮りで1~2枚程度しか納得いく写真がなかったりする。
しかも、気をつけないとフィルムやスキャナについているホコリが写真に写り込んでしまう。
こうしてフィルム写真で遊んでいると、ある程度ホコリが付くのは仕方ないな、なんて思うようになった。
 
 

私のニコマートは露出計が作動していないので、露出は常に勘だ。
ハイライトが飛びシャドウは潰れるという写真も多くある。
ひょっとしたら現像がうまくいっていないのかも。素人すぎて分からないが・・・。
 
しかし、36枚撮りの写真を現像してパソコンに取り込むだけで大変だ。
しかもいいのは1~2枚となると尚更である。
デジタルは、楽だな〜・・・。
って思うのも当然。
フィルムが売れなくなるのもよく分かる。
だけれどフィルム現像しているときは、写真の楽しさを感じる。
「おぉ写ってる」
「そういえばこんなの撮ったなぁ」
「変な顔でうつってるなぁ」
などなど。
写真で遊んでいる感覚である。
デジタルカメラで写真を撮る時も、こういった感覚を大事にしていきたいものだ。
 

ここ最近はコンテストに掲載されるような写真を撮りたくて頑張っていたけど、
頑張っても載らないので、すこし肩の力を抜いて写真を撮っていこう。
写真で遊ぶくらいの気持ちで撮っていく方が、心にも余裕が出るだろう。
来月以降は撮影旅行に出かける予定なので、今から楽しみである。







 



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