岡山で5回目のユーザー車検!費用は60,450円でした
2024年9月に岡山陸運局で5回目のユーザー車検を受けてきました。
今回は自分の備忘録も兼ねてブログを書いていきます。
ユーザー車検にかかる費用は車や経過年数によっても異なりますが、私の2005年式 フェアレディZで
今回のユーザー車検にかかった費用は60,450円でした。
ユーザー車検にかかった費用の内訳
重量税(1,500kg以下、18年経過) | 37,800円 |
自賠責保険 24ヶ月 | 17,650円 |
検査代 | 2,300円 |
*ヘッドライトテスター代 | 2,700円 |
合計 | 60,450円 |
*ヘッドライトテスター代は光軸調整の必要がない場合は不要
⬇️今回の動画
ユーザー車検前の点検
ユーザー車検を受ける時は問題なく車検に合格するためにも、安全に車を運行するためにも
ユーザー車検を受ける前の点検が大事になってきます。
そのため、ユーザー車検を受ける前の点検は欠かせません。
点検の結果異常があり、整備が必要な場合は整備を行います。
まず日常点検として、
- 灯火類は正常に点灯するか(ウィンカー、ハザード、ポジション、ヘッドライト、テールランプ、ナンバー灯など)
- タイヤの状態(スリップサインが出ていないか)、空気圧の点検
- ホイールナットの緩みがないか点検
- 車体下ドライブシャフトブーツ、ジョイントブーツ、ブッシュなどに損傷がないか確認(破れてグリスが出ているような場合は車検に通らないので交換する)
- 車体下まわりのボルト類に緩みはないか?
- ブレーキ、サイドブレーキは正常に効くか?ブレーキパッドの残量を確認
- ホーンが鳴るか確認
- ウォッシャー液が出るか、ワイパーの拭き取り具合は正常か確認
- ヘッドライトの光軸は合っているか?(合っていない場合はテスター屋さんで調整)
- エンジンオイルの量や汚れ具合(交換時期の場合は交換)
- 冷却水、パワステオイル、ブレーキフルード、クラッチフルード等の確認(交換時期の場合は交換)
- バッテリーが弱っていないか(年数が経っていたり、弱っている場合は交換)
- パワステやエアコンベルトに痛みはないか(亀裂が入っている場合などは交換)
などの点検を行いました。
これらは車検とは関係なく、常日頃から点検することが重要な項目となっています。
また、車を検査する際に下回りの点検をされるのですが、
その際に検査する人が点検しやすいように、
下回りの洗浄
もしておいた方が良いですd(^_^o)
そして、車検にあたって重要なチェックポイントは以下の通りです。
- 最低地上高9cmを確保しているか(一般的には9cmだが車によって必要な最低地上高は異なる)
- タイヤのはみ出しがないか? 外部リンク:タイヤのはみ出しはどこまでOK?車検で見られるポイントを解説
- ステアリングのホーンボタンにホーンマーク🎺はあるか?(社外ステアリングに交換している場合)
- 社外シフトノブに交換している場合、シフトパターンが分かるシールなどがあるか?
こういったシフトパターンが分かるシールをシフトノブ付近に貼っておけばOKです。
シフトパターンは自分の車にあったものを使用します。(5速用、6速用やバックギアの位置でも異なります)
- 社外シートに交換している場合、車検対応のシート・シートレールを装着しているか?
- 社外マフラーに交換している場合、音量は基準値内か?(車の年式によって規制音量が異なる)
- サイドガラスにフィルムを貼っている場合、光の透過率は基準値内か?
- メーターの警告灯は点灯していないか?
- 片側で10mm以上のオーバーフェンダーを取り付けている場合は構造変更が必要
- サイドスリップは基準値内か?(基準から外れている場合はテスター屋さんで調整)
光軸の測定は個人だと難しいですが、サイドスリップの測定は道具を使えば個人でもできます😄
また、車検の法律は時々変わることがあります。
そのため、2年前にユーザー車検を受けた時は大丈夫だったけど今回はダメだった・・・、という事もあり得るため、
ユーザー車検を受ける前には新しい基準が設けられていないか確認しておいた方がいいですね。
ユーザー車検は自分でやる分車検にかかる費用が抑えられますが、しっかり点検・整備をすることは大事です。
ユーザー車検を予約する
点検が終わり、ユーザー車検を受ける前にまず予約をします。
岡山陸運局の場合は現地の受付に置いてあるパソコンから予約することもできるようになっていたので、
予約なしで行って現地で予約(?)してユーザー車検を受けることも可能のようでしたが、
やはり前もって予約しておくのが確実かと思います。
⬇️予約はこちらから
今回は9月下旬に車検を受けましたが、岡山陸運局はさほど混み合っていないようですんなりと予約が取れました。
ただし、自動車業界が忙しい時期は変わってくるかもしれないので早めの予約がおすすめです。
予約ができたら、予約した日にちと時間に検査場へ向かいます。
なお、軽自動車で車検を受ける場合は岡山運輸支局ではなく軽自動車検査協会になります。
⬇️軽自動車のユーザー車検予約はこちら
2024年版 ユーザー車検に必要な書類
ユーザー車検に必要な書類で今回必要だったのは、
- 車検証
- 新・旧の自賠責保険証書原本(今かけているものと、次の2年間分の証書。次の2年間分の保険証書が無ければ、ユーザー車検当日に陸運局で自賠責の更新をすることもできます)
- 点検整備記録簿(無くても一応可)
- 現金
です。
数年前は毎年5月頃に徴収される自動車税の納税証明書も必要でしたが、
現在ではコンピュータ管理されており、自動車税納税証明書は必要ありません。(バイクの場合は必要なようです)
自分の車両をユーザー車検する場合は自筆のサインでいいので、認印なども必要ありませんでした。
書類ではありませんが、現金も必要です。
2024年9月現在も重量税や検査料の支払い、自賠責保険の加入は基本的には現金でやり取りするため現金が必要です。
一応現金以外の支払いも可能のようでしたが、別途申し出をするように書いてあったため今回は現金で支払いました。
点検整備記録簿は無くても車検を通すことができますが、
無い場合は後日点検を受けたかどうか確認するハガキが送られてきます。
整備を行った際に、点検整備記録簿を記入してそれを持っていった方がいいかと思います。
点検整備記録簿は、車を買った時についてくるメンテナンスノートに付録として載っています。
メンテナンスノートが無い場合は、ネットで
と調べるとダウンロードできるPDFファイルが見つかりますので、
コンビニのコピー機などを利用してプリントアウトし、利用することができます。
自分で点検する際の目安にもなりますので、点検整備記録簿を活用して車検前の点検・整備を行うのがオススメです。
実際にユーザー車検を受けたレポート(岡山運輸支局の場合 2024年版)
ここからは実際にユーザー車検を受けた時のレポートになります。
今回は午前の第1ラウンドで車検を受けました。
受付時間は8:45-10:15で、
検査時間は9:00-10:15です。
もし検査で不備があればもう一度検査レーンに並んだり、別の時間帯に受け直す事もできます。
⬇️車検を受ける岡山運輸支局の場所はこちら
車検前にテスター屋さんで光軸調整(2,700円)
最近シカとぶつかって右のヘッドライトを交換したため、光軸検査で不合格になる可能性が高かったので
車検を受ける前に岡山陸運局の手前にある岡山テストセンタで光軸調整をしてもらいました。
ヘッドライト光軸調整料金は2,700円でした。
対応もとても良かったです。
車検の事務手続き
光軸調整を終えて陸運局へ向かいます。
岡山陸運局は2つの棟に分かれているのですが、
最初は5番窓口のユーザー車検手続きのところに行きます。
そこにセルフレジなどで使うスキャナーがあるので、それで車検証の下の方にあるQRコードを読み込みます。
すると
1.継続検査申請書
2.重量税納付書
3.自動車検査表
がプリンターから印刷され出てきます。
あとは備え付けのパソコンで予約した日時と受けるラウンド(今回は1ラウンド)をクリックしました。
書類の記入
書類には予約した際に記載した自分の情報や車の車体番号などがある程度印刷されてでてきました。
以前は車体番号やエンジン型式などを全て自分で書く必要があったのですが、ここはデジタル化されて簡便になっています。
ただ、それでもいくつか書類に書き足すところがあったのでそれを紹介しておきます。
まず
1.継続検査申請書
については、申請人の名前と住所、受験者の住所が空欄になっていたので書き足しました。
2.重量税納付書
については、受験日時と使用者の氏名と住所、自動車検査証の有効期間、自動車の区分と車両重量(車検証に記載されている)を書き足しました。
3.自動車検査表
については、下部の受験者の氏名のフリガナを書き足しました。
書き足したポイントは以上です。
正確には、陸運局の方に教えて頂いたところを書き足した感じです😄
岡山の陸運局の方はとても優しいですd(^_^o)
この3つでユーザー車検に必要な書類が揃いました。
記入例が用意されていますし、記入する箇所も少ないのでとても簡単なものになっています。
書類の記入は初めてでも難しくないです。
継続検査申請書 記入例見本
自賠責保険の加入手続きと重量税納付
書類の記入が終わったら、20番窓口で重量税と検査代を支払いました。
次に、隣の19番窓口で自賠責保険料金を支払います。
2024年9月時点では、自賠責保険24ヶ月で17,650円でした。
自賠責保険については事前に加入しておいてもいいですが、
どこで加入しても金額は変わらないので、私は陸運局で加入するようにしています。
時間もさほどかかりません😄
これらの事務手続きが終わると、後はそのまま検査レーンへと移動します。
もし分からないことがあれば、窓口で聞くと丁寧に教えていただけます。
検査レーンに入り、検査を行う
岡山運輸支局ではいくつか車検レーンがありますが、1番レーンと2番レーンが小型コースになっています。
今回は1番レーンに並ぶように指示されたので、1番レーンで検査を受けました。
検査レーンに入って検査を待っている時、他の車はみんなボンネットのロックを解除して待機していたので、
私も真似をしてボンネットのロックを解除して検査を待ちました。(通っぽいかなと思い)
あらかじめボンネットのロックを解除しておく理由としては、検査する際は車体番号を確認するためにボンネットを開けるのですが、
それがスムーズに行えるように事前に開けておく人が多いのかなと思いました。
なお検査レーンでボンネットを開ける時は自分で開けます。
これは多分、自分で開け閉めした方がトラブルが起こらないためだと思います。
あとは、ホイールキャップが付いている車両は検査レーンに並ぶ前にホイールキャップを外しておきます。
これは、ホイールナットの緩みを点検するために検査員の方がホイールナットを叩くのですが、
その時にホイールキャップが付いているとホイールナットの点検ができないためです。
僕のZのようにホイールキャップが付いていない車はそのままでOKです。
検査レーンに入ると、灯火類(ウィンカー、ハザード、ポジション、ヘッドライト、テールランプ)
の検査、ワイパーとウォッシャーの検査、ホーンの検査が行われます。
次に、ボンネットを開けて車体番号とエンジン番号の確認が行われます。
少し車内も確認されますが、この時に社外ステアリングに交換していてホーンマークが無かったり、
社外シフトノブに交換していてシフトパターンの表示がない場合は指摘があり、改善しないと車検に合格できません。
今回は排気ガス検査用の器具を自分でマフラーに入れるように指示されたので、その通りにやりました。
排気音量も測定されましたが、アクセルを吹かすのは検査員の方がするので僕は社外で見守りました( ‘-‘ )
次に、レーンを進んで車体下まわりの検査が行われます。
地面に穴が空いた場所に車を停めると、その間に検査官が下回りの検査をします。
この時にブーツやブッシュ類に損傷があると指摘されて車検に合格できません。
また、すぐに交換をするというのが難しい部分なので必ず事前に点検しておきたい箇所です。
点検が終わったら、今度はローラー台に移動してスピードメーター、ブレーキ、サイドブレーキの検査です。
それが終わると、光軸検査になります。
ロービーム、ハイビーム共に左右測定し問題なければ車検合格となります。
4番窓口に書類を提出して新しい車検証をもらう
検査レーンで無事に合格したら、書類を4番の窓口に提出します。
4番窓口には番号札が2枚入ったクリアファイルが置かれているので、それに上の写真のような順番で書類を挟み、
番号札を1枚受け取って、もう一枚の番号札はクリアファイルに挟んだ状態で窓口に備え付けられているボックスに提出します。
番号札は1枚が職員の方用でもう1枚が自分用という感じになっています。
今回は10分程度で番号が呼ばれたので新しい書類を受け取り、情報に間違いがないかを確認してOKでした😄
今回は一発合格!
今回は無事に一発合格でした😄
車検ステッカーの貼る位置が変わったようなので、指示通り運転席側の上部に貼り付けておきました。
これでまた2年間乗れますね!
これからもよろしくZ!
色んなところを旅しようd(^_^o)
これまでの車検記録
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