水温計に続いて油温計も装着
前回取り付けたピボットの水温計に続いて油温計を取り付けていきます。
フェアレディZ34や現行型のRZ34では純正で油温計が装着されていますが、僕が乗っているZ33では標準で油温計が付いていないため、
油温計を付けてエンジンオイル管理をしていきます。
取り付け方法に関しては前回取り付けた水温計とほとんど同じなので、
詳しい取り付け方法が知りたい方は前回の水温計取り付けのページをご覧ください。
今回は装着した油温計や油温センサーについて解説していきます。
また、油温計を取り付けた後の実際の油温についてもレポートしていきます。
動画はこちら
使用したもの(Amazon、楽天)
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今回使用したもの
今回使用した油温計はこちらです。
ピボットから2025年7月に新しく発売されたSTING52というモデルです。
大きさは 52mmで前回取り付けた水温計の60mmよりも一回り小ぶりなサイズになります。
STING52はクラシックな雰囲気があり照明はグリーン照明になります。
旧車とのマッチングも良さそうですね。
前回取り付けた水温計と比較すると大きさはこのようになります。
STING52は前回取り付けたGT GAUGE-60mmの水温計より小ぶりなので視認性に関しては60mmの方がいいと思いますが、
52mmの方がZ33に標準で付いている3連メーターと大きさが近いのでマッチングはいいかなと思います。
STING52を3連メーターにあてがってみるとだいたい同じ大きさであることが分かります。
Z33で社外メーターを装着する場合、3連メーターとのマッチングで選ぶなら52mm、視認性で選ぶなら60mmといったところでしょうか。
取り付けていく
油温計を取り付けるにあたって油温センサーを装着する必要があります。
今回はジュランの油温計アダプターを装着しました。
今回はZ33の中期型に使用しましたが、他車種などではドレンボルトのサイズ、ネジピッチが異なる場合があるため自分の車のドレンボルトのサイズに合うものを使用してください。
油温センサーにはシールテープを巻いて取り付けます。
なお、油温センサーはテーパーネジになっているので最後までは締まらない仕様になっています。
締め付けすぎてセンサーのネジ山をナメないように注意⚠️
油温センサーを取り付けたアダプターを装着するとこんな感じになります。
ドレンボルトに油温センサーを取り付けたことで、オイル交換が非常にやりにくくなるので今後は上抜きでオイルを交換する予定です。
これを購入しましたが、時間はかかるもののオイルが抜けてくれるので楽ちんです(σ・∀・)σ
オイルはAZの5w-40を使用!
夏場だと5w-30よりも5w-40の方がいい気がしています。
冬場は5w-30や0w-30を使っています。
AZのオイルはとてもコスパが良く気に入っています。
AZ (エーゼット) CEB-003 4輪用 エンジンオイル 20L 5W-40 SP CIRCUIT 100%化学合成油 VHVI 自動車用 EG529
配線の取り付け
配線は3mmと5mmのコルゲートチューブを使用して綺麗に仕上げていきます。
車内から油温センサーに向かう白・青の2本の配線を3mmのチューブで覆い、車内側の黄・黒・赤の配線は5mmのチューブを使用しました。
油温センサーの配線は運転席側のインナーフェンダー内からアクセルペダル付近に繋がっている穴から通しました。
ここはボンネットを開けるワイヤーが通っている穴なのですが、こちらに通します。
ここは前回水温計を通しているので配線の通り道が狭くなっており、油温計の配線が通る隙間がなかったのでゴムブーツを加工して通しました。
こんな風にゴムブーツに切れ込みを入れて通しました。
防水性を上げたい場合はさらにシリコンシーラントなどで固めてもいいと思います。
今回は特に何もすることなく装着しました( ‘-‘ )
油温計装着完了!
油温計装着完了!
グリーン照明が渋くていい感じですね。
メーターの針の位置も独特で気に入ってます。
エンジンをかけて純正の水温計と社外の水温・油温計の動き方もチェックしてみました。
気温10℃くらいでエンジンをかけて8分ほど経つと、上の画像のような状態になりました。
純正水温計がは上がり切っていますが社外の水温計で見ると水温は55℃というところです。
ただし、純正水温計はエンジンの後方あたり、社外の水温計はラジエターから水温を計測しているのでそのあたりで違いが出ている可能性もあります。
そしてこの時の油温は38℃くらいでしょうか。
暖気時は水温より油温の方が上がりにくくなってることが分かります。
油温テスト〜街中編〜
街中を走ると水温と油温が同じくらいで安定しています。
峠を走る
峠を走るとエンジンを回すためか油温が高くなってきます。
岡山にある種松山という峠を走ったのですが、標高250m程度の山を登るだけ(しかも気温は7℃と低め)で油温は98℃くらいまで上がりました。
これだと、夏場に標高1000m以上のところに行くと油温が120~130℃くらいになっているかもしれませんね( ‘-‘ )
エンジンに負荷がかかる登り坂の峠や高速道路の登坂車線では油温が上がっていくことが分かりました。
ミニサーキットを走る
岡山県北にある備北ハイランドサーキットで油温がどれくらい上がるかチェックしてみました。
結果は、13周ほどしたところで油温がMAX126℃、水温はMAX97℃になりました。
社外のラジエターを装着しているためか水温はそこまで上がりませんでしたが、社外の空冷オイルクーラーは未装着のため油温が厳しいようです。
油温130℃以上は厳しい
こちらはR35 GT-Rの取説ですが、油温が130℃を超えたときはすみやかにオイル交換するように書かれています。
今回はミニサーキットを走り油温が126℃とかなり上がったのでもう少し油温を下げたいところですね。
今後はサーキット走行や夏場の油温管理のために空冷のオイルクーラー装着を検討してみますφ(.. )
オイル管理のために油温計装着はオススメ
今回はピボットの油温計を装着しましたが、
油温計を取り付けることによってエンジンオイルの温度が手に取るように分かるようになったので、
油温が高くなったからもう少しかための粘度のエンジンオイルにしようとか、
油温が高い状態が続いたからオイルを交換しようとか、夏に向けて空冷のオイルクーラーを取り付けないといけないなぁとか、
これまでは見えてこなかったZのオイル事情がよく分かるようになりましたd(^_^o)
サーキット走行をしている方やサーキット走行を考えるている方はもちろん、街乗りの方でもエンジンオイルの管理をより細かくしたい方にもお勧めですd(^_^o)












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