18年経過して劣化したフロントのスタビブッシュを交換
オイル交換のついでに、フロントのスタビライザーブッシュを交換しました。
スタビライザーブッシュ左右のサスペンションを繋いでいるスタビライザーの動きに関わるブッシュですが、
僕のZは製造から18年経過しており、ゴムでできているブッシュは劣化しているだろうと思い交換することにしました。
新しいブッシュに交換する
こちらが手配したブッシュ。
もともと付いていたブッシュの部品番号は54613-EG314でしたが、
モノタロウで調べると取り扱い終了となっていたため、他の方を参考に使えそうなものを購入しました。
ちなみに、僕のZは2005年9月製造の中期型です。
購入した部品の番号は54613-AL524です。
横のツバ?の部分の長さと底面の形状が若干違いますが、使用可能なものです。
左右についている部品なので必要な個数は2個です。
スタビが入る穴径は同じです。
しっかりグリスを塗って組み付け
グリスをしっかりと塗りこんでから組み付けました。
特に、穴の内側にはしっかりとグリスを塗り込んでスタビの動きがスムーズになるようにしました。
なお、リアにもスタビブッシュがついていますが、リアのブッシュはデフを降ろしたときに点検・グリスアップを行っています。
リアのスタビブッシュはフロントよりも熱の影響が少ないのか?そこまで劣化していなかったため今のところ交換していません。
🔽スタビブッシュにグリスを塗るだけでも、走りに結構な違いがあるそうです。
こちらはスタビブッシュにグリスを塗って車の動きが変わるのか検証している動画です。
手軽ですが、スタビブッシュにグリスを塗ってスタビとブッシュの摺動抵抗を減らすと確かな効果があるようです。
スタビブッシュ交換時の注意点
スタビブッシュ交換時の注意点ですが、
まずジャッキアップして両輪を浮かせた状態で作業します。
片側ずつジャッキアップして行うと、スタビライザーが効いてしまうのでうまく作業ができないと思います。
次に、フロントのアンダーカバーを取り外します。
するとスタビブッシュを保持している部品が見えますが、車両によってはスタビライザーブッシュ取り付け金具のボルト・ナットが錆びている場合があるので、潤滑剤などを吹き付けます。
ボルト・ナットは、取り付け面の角度がバラバラに付いているのでボルト・ナットをナメないように注意します。
また、片側ずつ取り外すよりも左右を少しずつ取り外し&取り付けして行った方が作業はやりやすかったです。
取り付け時にボルトを入れるときはある程度手で入れてから工具を使い、決して無理にネジをいれないように注意します。
交換後は乗り心地が良くなった!
スタビブッシュを交換して走ってみたところ、
車が左右に揺られるようなガタガタ道を走ると以前よりも振動の角が取れたような感じで、乗り心地が良くなったと感じました。
以前の動きがバタバタという感じだとすると、車の左右の動き方がゆらゆらという方向に変わったような感じで、乗り心地がマイルドに変化しました。
車を走らせているとこういった左右の動きは結構あるものなので、車の動き方の違いを感じる場面も多くありました。
確かに、これまで付いていたスタビライザーブッシュは劣化していてグリスもあまり残っていなかったので、新しいブッシュに交換してグリスアップしてやることで、これだけの違いがあってもおかしくは無いのかなと思いました。
かなりサスの動きが良くなったと感じたので、フロントのダンパーの減衰力を1つ強めました。
それぐらい走りに変化があったと個人的には感じました。
足回りに使われている他のブッシュも同じように劣化していると思うので、それらのブッシュを交換してやれば新車時のような動きになっていくのかな、とも思いました。
今後も地道に足回りのリフレッシュを行い、気持ちよく足回りが動くようにしていきたいなーと思います。
🔽これまでのメンテナンス記録
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