以前ウォッシャー液が切れた状態で何度かワイパーを動かしてしまい、
ワイパーに傷が入ってしまいました。今回はポリッシャーとガラセリウムというガラス研磨材を使用してガラスを研磨していきます。
作業を撮影してYouTubeに上げた動画も載せておきます。
今回の動画
私のYouTubeチャンネルでは、他にもZ33に関する動画を上げています。
興味があればご覧ください↓
作業の様子
ここからは動画では伝えきれなかった点を書いていきます。
まずは作業前の状態です。
白く見えるのがワイパー傷です。
爪にひっかかるほどではないが、擦れたような傷が多数入っています。
ガラスに砂埃が乗った状態でワイパーを動かしてしまうとこのような傷が入ってしまいます。
まめな洗車をしたり、ガラスが乾いている状態でワイパーを動かさないなど、
注意をすることで傷がつくことを防ぐ事ができます。
私のような状態になってしまうと、特に夜間の光源に対してガラスの傷が乱反射を起こしてしまい
視界が悪化してしまいます。
今回はアストロで10,000円程度のポリッシャーという研磨用の機械を購入し、
ポリッシャーを使ってガラスを磨いていきます。
手作業ではかなり疲れるため、おすすめしません(機械を使用しても、傷の度合いによっては疲れる作業になります)
また、大きめの飛び石傷がガラス全面に見られる場合等は、ガラスを磨く事が難しくなります。
ガラスを磨いている時に飛び石傷周辺のガラスが欠けてしまい、ガラス片と共にガラスを研磨してしまうことで、
余計ガラスに傷をつけてしまう恐れがあるためです。
また、爪にひっかかるほど大きな傷を完全に消すことは難しい場合があります。
大きな傷を消すくらい研磨するとなると、今度はガラスの研磨が均一でなくなるために
深く研磨した部分が歪んで見える可能性があります。
リスクを回避したい場合は、ガラス屋さんに持って行って磨いてもらうのが一番です。
初めはガラス磨きに関する知識がなかったため、家にあった適当なコンパウンドを試してみました。
塗装面用のコンパウンドや、ガラスのウロコ取り、キイロビンゴールドの三種類を試しました。
しかし、これらのコンパウンドで1時間程度磨いてみたものの、
ガラスのウロコは取れましたが傷についてはほとんど取れませんでした。
どうやらコンパウンドが適していなかったようです。
そこで、ガラスの傷にも有効なガラセリウムというものを購入しました。
こちらは酸化セリウム入りにガラス研磨剤です。
ガラスの傷消しにも適しています。
中身はペースト状になっていて使いやすいです。
よく混ぜてから使用します。
適度な粘性があるため、ポリッシャーを使用しても飛び散りにくく使いやすいと感じました。
ポリッシャーで研磨しますが、時々水をかけながら作業します。
コンパウンドが乾かないように、ある程度濡れた状態を保ちながら研磨していきました。
ポリッシャーについては、シングルアクションと呼ばれるものよりもダブルアクションの物が適しているそうです。
このようなものです。
(私はシングルアクションポリッシャーで作業しました)
一時間半ほど磨き、作業後は小さな擦り傷は消えて大きめの傷は小さくなりました。
もう1時間〜1時間半くらい磨けば傷が消えそうです。
手で磨いた場合は、4倍くらいの時間と労力がかかるのではないかと思いました。
小範囲であれば手作業でも磨きやすいですが、ガラス一面となると機械で作業した方が無難だと思います。
これがガラス磨き前の状態です。
ガラスに付いた傷によって、光源がより大きく見えてしまいます。
ギラギラして、視界が悪いです。
ガラスを磨けば、光源が点に見えるようになります。
視界が良くなり運転のストレスも減るので安全運転にも良い作用をもたらします。
今回はガラス磨きをして良かったです。
しかし、磨く作業は慣れないこともあって結構大変でした。
今回の作業によって、
・ガラス磨きのコンパウンドは専用品を使うこと
・傷の範囲が広い場合はポリッシャーを使う方が無難
・ガラス磨きは大変なので、そもそもガラスに傷を付けないよう心がける
という事を学びました。
良い勉強になりました😊
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