1980年製 アルプス・クイックエースにシマノBR-CX50カンチブレーキ装着!!自転車旅再出発のためにメンテナンス

四国一周と東日本、北海道を走ったアルプス号。
リアブレーキのワイヤー固定ボルトのネジをがなめていて、
ワイヤーが固定できなくなっていた。
ワイヤー固定ネジは特殊なもので、
ネジの軸にワイヤーが通る穴が空いているものだ。
代用品を探したり、工夫するなどしてこのマファックのブレーキを使い続けることは可能だろうが、
この際、現行品の性能が良いものに取り替えることにした。

後輪のカンチブレーキをマファックからシマノBR-CX50に交換

これが交換するもの。
シマノの現行品だ。
3,000円程度で購入した。

構成品はこのようになっている。
ブレーキ、シュー、千鳥と各車種に対応できるようにカラーが三種類付いている。

重量はブレーキ、シュー、千鳥で160gくらい。

取り付け自体は加工の必要もなかった。
ブレーキ本体とシューの間に挟むカラーの長さを、
アルプス号に合うものに変更したり、
ブレーキの戻りを調節する+ネジの調節と、
ブレーキの遊びを調整するなど、
基本的な作業なのでそう難しくはなかった。

 

 

ブレーキ本体のカラーはシックなグレーで、
アルプス号にも割と似合う。
ブレーキ交換後は、それまでがあまり効かなかったこともあるが、
非常に良く効くようになった。
ブレーキタッチも剛性を感じられるもので好ましい。
それまで取り付けられていたマファックのブレーキは、
当時としては軽く、輪行の際にブレーキを解放するのも簡単だったので
まぁまぁ良かったとのこと。
ただ、構造的には今のブレーキの方がいいようだ。

 

前輪のブレーキに関しては、後輪ほどくたびれていはいないのでマファックのブレーキを続投させる。

自転車旅再出発のために自転車メンテナンス

サドル交換

ブレーキ交換を終えたので、
その他のメンテナンスも行う。

ぼろぼろになっていたブルックスのサドルも交換だ。
サドルは破れてしまい、かなりくたびれてしまっている。
右側のブルックスのサドルは、大阪で泊めてもらったりとお世話になった
わら君から譲り受けたものだ。
とても綺麗なもので使うのが勿体無いくらいだが、
せっかくなので一緒に旅に出ることにしよう。

 

38年前の旧型品と比べると、
サドルに3つ穴が空いていることと、
周囲のリベット、鋲とも言うか。
それの出っ張りが少なくなっていて、おけつに優しそうだ。

裏面の構造は大差ないようだ。
ただ、古い方はガサガサしている。
メンテナンスしていなかったせいもあるだろう。

 

リアキャリアの補修

後は、リアキャリアの削れが目立っていたので修正する。
これだけ削れていると、
アルミの中空構造なので穴が空いてしまい、
そこから折れてしまうであろうことは目に見えている。

サイドバッグの取り付け具と、走行による振動で
だんだん削れていってしまうみたいだ。

たまたま持っていたエポキシ樹脂を盛り、削れていた面を修正した。
かなり丈夫なものなので、これでOKだろう。

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フレームの保護

ブレーキワイヤーとフレームが擦れることで、
フレームの塗装が削れていたので、
ブレーキワイヤーに保護具を通した。
そして、フレーム塗装が削れていたところには
カーボン柄のカッティングシートを貼っておいた。

これは車の外装にも使える耐候性に優れた素材なので、
こういった使い方にもマッチしている。
これでワイヤーがこすれることでフレームの塗装がこれ以上ぼろぼろになる事はない。

行った作業

  • 5速→7速化
  • アルテグラのリアディレイラーに交換
  • SORAのクランクに交換
  • クランク交換に伴いBBも交換
  • チェーン交換
  • タイヤ交換
  • チューブは前後英式バルブ仕様に変更
  • バーテープ交換
  • サドル交換
  • シフトワイヤー、ブレーキワイヤー交換
  • 後輪カンチブレーキをBR-CX50に交換
  • 前輪ブレーキシュー交換
  • リアキャリア補修
  • フレーム保護のためカッティングシート貼り付け
  • ペダル分解グリスアップ

 

以上の作業を行なった。
これで日本一周の残り、西日本,九州,沖縄へと旅立つ準備ができた。
次回は、終盤の荷物の選定ページを書いていきたい。








 



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